当初は西側諸国から期待が寄せられていたウクライナの反転攻勢でしたが、思うような結果が得られていません。
【フォト】ウクライナ侵略、両軍死傷者「50万人に迫る」 米報道https://t.co/4wklcjqJhj
ウクライナは6月上旬に反転攻勢を始めたが、防御を固めたロシアに苦戦している。
— 産経ニュース (@Sankei_news) August 19, 2023
6月上旬から本格的に開始されたとされる反転攻勢によりウクライナが奪取できた領土は僅かで、損害は増える一方です。
ウクライナの反転攻勢に次の一手がなくなっているとワシントンポスト。
6月から取り戻したエリアはわずか200㎢ にすぎず、いくつかの村を奪還しただけで、損害は大きい。
ドローン攻撃も効果は限定的で、むしろ戦争のエスカレーションの懸念・・・とワシントンポスト
— 清義明 (@masterlow) August 20, 2023
戦争が膠着状態に陥ってしまったために、徹底抗戦の構えを見せていたウクライナ世論に綻びが見え始めているとの指摘も。
反転攻勢の成果が限定的ななかで、国内の雰囲気が変化という重要なテーマのThe Economist記事。それに関しては新たな情報があまり無いものの、反転攻勢に関し、「大きな犠牲をともなう作戦は計画していない」「相手の能力を削ぐことを優先」というウ関係者のコメントは重要。https://t.co/LyvucpLCos
— Michito Tsuruoka / 鶴岡路人 (@MichitoTsuruoka) August 21, 2023
ウクライナが反転攻勢のために総動員体制を強化したことによる反動で、徴兵逃れが国内で続出しています。開戦当初では考えられなかった事態です。
ウクライナで徴兵逃れ続出、国境では毎日偽装出国者を拘束https://t.co/uAkMcsCUYL#国際
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) August 20, 2023
米国政府内からはウクライナが停戦交渉に応じるべきだと主張していたミリー統合参謀本部議長を再評価する声も。
US Official Says Milley ‘Had a Point’ About Russia-Ukraine Peace Talks
Milley called for negotiations last November, but the State Department and White House opposed the idea
by Dave DeCamp@DecampDave #Milley #Ukraine #Russia #NATO #diplomacy https://t.co/a27AdFuLte pic.twitter.com/SCVhjC3PkD— Antiwar.com (@Antiwarcom) August 20, 2023
米政府高官、ロシアとウクライナの和平交渉について「一理あった」と語る。ミリー氏は昨年11月に交渉を呼びかけたが、国務省とホワイトハウスはこの案に反対した。
米軍のトップであるミリー氏は最近でもウクライナ戦争の外交的解決の必要性について言及していました。
“If the end state is Ukraine is a free, independent, sovereign country..that will take a considerable level of effort..That’s gonna take a long, long time, but you can also achieve those objectives..through some sort of diplomatic means.” – Gen. Milley https://t.co/rGJN0QpNAd
— Mehdi Hasan (@mehdirhasan) August 19, 2023
「最終的にウクライナが自由で独立した主権国家になるのであれば、相当な努力が必要だ。それには長い長い時間がかかるだろうが、何らかの外交的手段によってその目的を達成することもできる。」- ミリー将軍
終わりの兆しの見えないウクライナ戦争ですが、ロシアとウクライナ軍共に死傷者の数が膨れ上がっています。
ウクライナの戦争に関するNYTの記事です。大雑把な数値ですが政府筋情報でロシア軍は12万の戦死を含む30万の損耗、ウクライナ軍は7万の戦死を含む20万の損耗とされています。
ちなみにウクライナの人口は3600万、兵力は50万、ロシアの人口は1億3000万、兵力は130万です。1/https://t.co/dI4j0bYTEy— 武内和人/Takeuchi Kazuto (@Kazuto_Takeuchi) August 18, 2023
ウクライナは完全勝利を目指して戦うのか?それとも、損切をしてロシアとの停戦協議を再開させることが賢明な選択なのでしょうか?