損害保険ジャパン・白川儀一社長がビッグモーターの保険金請求に不正の可能性があるという情報を把握していながら、去年7月の役員会議で追加調査は行わずに中止していた取り引きの再開を促す発言をしていたことがわかりました。
金融庁が損害保険ジャパンに立ち入り検査を検討していますが、これで立ち入り検査は決定的になるのでしょうか。
その白川社長らは9月末までに会見をすると言っていますが・・・。
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白川社長はビッグモーターの事件に関して「私どもが知りようがなかった」と述べていました。
しかし白川社長はその組織構造ゆえに決定権はないという指摘も見られます。
国土交通省まで痛くもない腹を探られてしまっています。
ただの団体割引だと思われます。(団体割引が保険制度上適切かどうかは置いておきます)
東京海上もビッグモーターとの代理店契約を解除したそうです。
白川社長は2021年の就任当時「37人抜き」の社長就任で注目されていました。
金融庁は損保ジャパンに対しビッグモーターの不正を認識していたかどうかなどを8月末までに報告するよう命じています。