非科学的な原発処理水反対運動で、本来実現すべきリベラル政策まで遠のく

こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。

原発処理水の海洋放出開始から2日目となり、街頭デモやSNSでは強い反発が続いています。

それに対して、ホリエモンこと実業家の堀江貴文さんがバッサリ切った動画が話題に。

ホリエモンが処理水放出の反対者へ怒り「お前ら一回、中学校からやり直せ」
https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202308250000509.html

昨日も少し触れましたが、科学的根拠をガン無視して「反対のための反対」をしている活動家界隈と、それに強い影響を受けている方々はもう説得・納得は不可能なので、一般の方に向けて情報発信を続けていく他ありません。

>20世紀型の『オールドリベラル』しか日本にいないと、現実の政治を司るのは「保守派側」しかいない…みたいな状況がずっと続くわけで、そしたら色んな細部の「LGBTだとか女性活躍だとか入管制度だとかその他色々のリベラル系の人が重視するアジェンダ」は未来永劫実現しない…ですよね。

経済思想家の倉本圭造氏が指摘しているように、リベラル・左翼が原理主義に閉じこもっている限り、本来解決すべきLGBTなどのリベラル政策にも「色」がついてしまい、実現が遠のき続けます(メンバーはいつも一緒…)。

TPPのときは「日本の農業が滅ぶ」「アメリカの陰謀だ!」と叫び、結果はどうだったでしょうか。アメリカに至っては、その陰謀の主体であったはずのアメリカが脱退しました。

秘密保護法のときも「警察国家になる」「逮捕者が続出する」と大騒ぎし、現在の状況はどうでしょうか。

原発処理水もしばらくは大きな声で反対運動が続くでしょうが、喉元がすぎればまた次のテーマに映っていきます。その時に彼らは、風評被害を加速した責任も取らなければ、福島や東北の人々に寄り添うこともありません。

中国を含む非科学的な雑音に惑わされず、正しい情報を発信し、買って・食べて応援して風評被害を防ぐこと。

ここからしばらくが正念場です。福島は何度も被災地ボランティアで駆けつけた思い入れのある地、政治家としても個人としてもできることはすべてやっていきます。

それでは、また明日。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2023年8月26日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。