埼玉県議会本会議で自民党県議団が提出した「虐待禁止条例改正案」に全国から注目が集まっています。
小3までの子の自宅・車放置は「虐待」として禁止…埼玉県が条例改正案、反対議員「親を追い詰める」https://t.co/CeCDUFCCJV#ニュース
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) October 6, 2023
この「虐待禁止条例改正案」は、未成年者が単独で留守番をすることを禁止し、子供の安全を確保し、保護者の責任を明確化することを主旨としています。罰則規定はありませんが、小学3年までの子供の放置や置き去りを保護者に禁じる内容となっています。
しかし、この法案に懸念の声が上がっています。条例の適用の難しさ、保護者への負担、監督と執行の問題、なにをもって保護とするかということのあいまいさなどが挙げられています。
早ければ来週13日に採決されます。
【拡散希望】
埼玉県自民党が出した
「子どもだけの登下校禁止。
お留守番禁止。
おつかい禁止。
それを見つけた人は通報義務」という頭おかしい条例が来週13日に採決されます。
ここで声あげておかないと、全国の自民党議員が…
— 駒崎弘樹 @「こども達のために日本を変える」フローレンス 会長 (@Hiroki_Komazaki) October 7, 2023
現実と乖離し過ぎているという指摘が多く見られます。
3年生以下の子どもを住宅などに残したまま外出することや、一人で登下校、公園で遊ばせることも禁止。たしかにこれはいくらなんでも現実とかい離し過ぎてる。ひとり親世帯どうするの。/虐待防止条例改正案は「むちゃくちゃ」 PTA協議会が反対署名活動:朝日新聞デジタル https://t.co/IcOYY7Vha2
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) October 8, 2023
他県からもこのような条例を通してはならないと怒りの声や
この条例は、県民に“違法不当な義務“を課す内容であり、こんな馬鹿げた条例を通してはならない。「さいたま市PTA協議会」も改正案に反対する意見書を公表し、県の本会議で可決しないよう求める署名活動を始めたとのことだが、全面的に賛同し、協力もさせていただきたい。 https://t.co/jr5a0tXnH6
— 泉 房穂(いずみ ふさほ) (@izumi_akashi) October 8, 2023
家庭のことには県が関わるべきではないという不快感を表す声も上がっています。
埼玉の新しい虐待禁止条例に従うと、子どもだけでの登下校や子どもだけでのおつかいも、子どもだけでの短時間の留守番もNG。
自分の地域の治安みて各々の家庭が判断することであって、条例とか県が関わることじゃないやろ。 これ考えた人は子育てしたこと無いんか? pic.twitter.com/zn45cGNz64— 食べかけのぷりん (@purin_0921mm) October 7, 2023
しかし、アメリカでは事情が違うようです。州によって違うようですが、ニューヨークでは13歳未満の児童をひとりにすること自体が違法になっていて、日米には大きな違いがあります。
「13歳未満の一人歩き」は昼でも違法?日本とは違う米ニューヨークの子育て事情
アメリカでも子供を一人にすること自体が犯罪とされることは少ないようですが、子供を危険にさらしたり無責任な行為を行ったりすることが犯罪だとみなされることがあるそうです。
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しかし、この条例に限らずさいきんの埼玉県の政治はどこかがズレています。
【残当】共産党議員&フェミによる『水着撮影会中止騒動』、埼玉県の賠償問題にまで発展していたhttps://t.co/AU2UNfOBNu
— フェミ松速報! (@femimatsu) July 6, 2023
埼玉県民が悪いという指摘も見られます。
ここで、登下校禁止条例というあんぽんたんな政治家の案で大騒ぎになっている埼玉県の、過去15年間の県議選投票率を見てみましょう。
だから選挙って大事なんだよ!https://t.co/BZ1xT6JS6C pic.twitter.com/53UQcPHTPw— キニマンス塚本ニキ Nikki Tsukamoto Kininmonth (@tsukaniki85) October 7, 2023
東京のベッドタウンとして発展してきた埼玉県。日本の最先端としてアメリカに追いつきつつあるのかもしれません。