さいきん進んだ働き方改革も「過ぎたるは及ばざるがごとし」で若手社員の間では「ゆるブラック」という言葉も登場しているそうです。
働き方改革も、過ぎたるは及ばざるがごとし。https://t.co/BN048q9WlL
残業時間削減など、就労環境は多くの企業でホワイト化が進みました。一方、成長機会を見いだせない「ゆるブラック」職場に、不安を抱える若手社員も。 pic.twitter.com/pZeG5dIEEB
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) October 15, 2023
「ゆるブラック」企業とは、働き方としての問題はないけれど、やり甲斐や将来性が見えない会社のことを指すそうです。
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そもそも雇用のなかったある年齢層の人からは贅沢な悩みのようにも見えますが、これからの激動の時代をサバイブしようとするという真剣な悩みです。
ブラックでもホワイトでも文句言っててワロタ
「ゆるブラック」浮上、働き方改革の罠 成長求める若手:日本経済新聞 https://t.co/xRanCOllRu— DEG (@DEG_2020) October 14, 2023
「ゆるブラック」企業はブラック企業より危ないとか。
実は『ブラック企業』より本当に恐いのは『ゆるブラック企業』です。ゆるブラック企業の特徴は→「年功序列で頑張らなくても毎年すこしずつ給料が上がる」「働かないおじさんが笑顔で過ごしてる」「離職率は意外と低いがデキる人から順に辞めていく」「デキる人に業務が集中」「だけど給料はほぼ同じ」…
— リョウ (@Ryoot13) October 11, 2023
でも、やっぱりほんとうのブラック企業のほうが危なそうな気もしますが。
キャリアに不安を覚えて成長のために厳しい職場に転職する人も少なからずいるようです。
新卒で高給ホワイト企業に入り、何故か30くらいになって不満は無いけどキャリアに不安を覚えて成長のために総合コンサルあたりに給与は横ばいか少し下がってでも転職しようとしている貴方へ pic.twitter.com/IDIC0kL09Y
— キティー Kitty (@kitty_lifehack) September 10, 2022
そういうわけで日本企業の伝統は曲がり角に立たされています。
昔だったらビッグモーター、能の演目とかになってたよなたぶん。
もちろんブラック企業として社員をいじめ街路樹を枯らしまくり「教育教育教育教育死刑死刑死刑死刑…………」が前シテのいちばん盛り上がるところ。そのあとは街路樹の怨霊に取り憑かれ鬼と化した副社長が陰陽師に追い詰められる— まくるめ (@MAMAAAAU) October 14, 2023
ホワイトかブラックかゆるブラックかは入社前の定量的な情報だけではなかなか判断が難しいようです。
10回転職して、わかった。「風通しが良いは悪口多し」「週休2日制は危険」「有給取得率、年間休日125日は命」「学歴不問、未経験者歓迎は不人気」「口コミ評価はリアル」「固定残業代は悪」「アットホームは公私混同」。この法則を見つけたから、ブラック企業への転職を少しは回避できるから参考に。
— みのっち (@OxMnr) September 9, 2022
でもやっぱりホワイト企業は羨ましいですが・・・。
ちなみに、英語では「ブラック企業」という言い方はなく、「Black Enterprise」はアフリカ系アメリカ人が経営する会社という意味だそうです。まちがってもブラックカンパニーとは言わないようにしましょう。
オックスフォードが教えてくれた日本のブラック企業問題が世界から理解されない理由 ダイヤモンド・オンライン
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若手社員はスキルアップできないことで希望する転職先を見つけにくいことを強く懸念しているそうです。