忘れられるウクライナ?:イスラエル・パレスチナ情勢の緊迫化で影薄まる

一時は西側諸国から関心が集中していたウクライナですが、最近では影が薄くなっているみたいです。

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大国に翻弄されるウクライナ Ruma Aktar/iStock

最大の支援国のアメリカはイスラエルの支援を強化する姿勢を見せていますが、ウクライナ支援については以前と比べると前のめりではありません。

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ウクライナ支援は米国議会の予算をめぐる政局が原因で棚上げになっています。

ウクライナは自国への関心を高めるためにイスラエルへの支援を明確にしましたが、それによってアラブ諸国からはガザ地区へのイスラエルの過剰な攻撃を擁護していると見られてしまい、敵を増やしてしまっています。

欧州関係者はウクライナへの支援を継続させようと努力をしていますが、支援疲れの波が押し寄せています。

東欧のスロバキアでは反ウクライナ支援の新政権が誕生し、支援の打ち切りを表明しました。

このように自国の国益と照らし合わせながらウクライナ支援を議論する世界各国ですが、日本は無批判に支援継続を行っているように見えます。

混沌極まる国際情勢でウクライナはこのまま埋もれてしまうのでしょうか?