ネガティブな発言をする前にやるべきこと

「行くなよ、絶対行くなよ」というタイトルで、SNSで御成門にあるお気に入りのお店を紹介しました。

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お店をネガティブに批判をしているのではありません。みんなに行かれては困る素敵なお店なので、このような表現にしたまでです。

これは言うまでもなく、お笑い芸人ダチョウ倶楽部の熱湯風呂ネタ「押すなよ、絶対押すなよ」へのオマージュです。

私は、本当に不満のあるお店の実名をあげての批判的なコメントはしないようにしています。

なぜなら、自分が気に入らないお店なら、次から行かなければ良いだけだと思っているからです。

また、気にいるか気に入らないかは、しょせん自分の主観に過ぎず、人に押し付けるものではありません。人それぞれで良いと思います。

主観的な感情から負のエネルギーを撒き散らし、周囲を不愉快にする必要はありません。

ところが、SNSに限らず、周囲にネガティブなコメントを撒き散らす人は意外に多いものです。

お店の批評に留まりません。会社や上司の悪口から友達の気に入らない点の指摘まで、、、、。

でも、すべての不満を招いているのは、自分自身の選択です。

嫌いなお店に行かなければ良いのと同じように、会社や上司が気に入らなければ、転職すれば良いのです。友達がムカつくなら縁を切れば良いでしょう。他責にしてはいけません。

もちろん、世の中には自分ではどうにもならない理不尽なことに巻き込まれて、苦しむ人がいることも理解しています。

しかし、大半の不満は、自分自身で解決できることです。それをしようともせず、周囲に負のエネルギーを撒き散らす行為は、迷惑です。

周囲に毒を吐いたところで状況は変わりません。であれば、そんな無駄なことをしている暇があったら、自分ならどうやって解決できるかを考え行動する。

ネガティブな発言をして、他人のせいにする前に、やるべきことがあるのです。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2023年11月7日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。