左翼メディアによれば以下に賛成だと「極右」となるようです。自分が当てはまるかどうかみてみましょう。
・移民は数を制限
・移民は日本語を話す
・移民は高額納税者のみ
・外国人犯罪者追放
・偽難民は強制送還
・男か女は科学的な分類
・国旗と国歌が好き
・天皇陛下尊敬
・日本の教育は優秀
・日本は犯罪が少ない
・日本が好き
・給食にトンカツを出して欲しい
・過激な性教育は良くない
・大学でマルクス経済学教えないで
・研究より政治活動に熱心な大学教員追放
・学校で国旗掲揚
・学校で国歌を歌う
とまあ、ちょっとジョーク風に書いてみたわけですが、実はこれ、北米やイギリス、大陸欧州でも似た様なジョークが存在します。
2023年12月8日に発売になる私の新作書籍『世界のニュースを日本人は何も知らない5』でも解説しましたが、この様なジョークは実はそれは中流の人々の苦しい状況を反映した深刻な議論です。
ごく普通のむしろ中道だった方々が、移民問題やLGBTQの過激な活動、過激なBLMなどへの不安や反対意見を口にすると活動家に攻撃されたりするのです。
例えば移民問題ですが、実際特にアメリカとイタリア、ギリシャ、フランス、ドイツ、イギリス、スペインには2012年以後、そしてコロナ禍以後、大量の偽装難民、不法移民が押し寄せているのは事実です。
数は統計ではっきり表れています。例えばイギリスでは、一年で13万人もの難民申請がありますがその多くは却下されます。偽難民は海を超えてボートでやってきますが、沿岸部の小さな町に到着します。小さな町だから住人は高齢者や中年以上が多く財政も豊かではない。
そんな地域の人々は真面目で長年コツコツ働いてきた人で質素に生活しています。でも地元のホテルが偽難民様に借り上げられて、一人当たり1日3万円ほどが使われる。それが大量です。それをみて不安を口にする地元の高齢者や中年は、左翼活動家やマスコミに「極右」と呼ばれるのです。
以下はそんなイギリス人の中流の人々の苦悩の投稿です。ネットには民主主義なのに自由に意見を言えなくなってしまった人々の苦しみが溢れています。左翼的、政治的に正しくなければ攻撃されて当たり前という空気が存在し、伝統を大事にしたい、変化はゆっくりが良いという意見の人でさえ、今では「極右」というラベル付けをされて一方的に攻撃されてしまうのです。これは民主主義の原理を考えると決して健康的な状況ではありません。
イギリス人スティビーBさん
「私は極右。生涯ずっと働いてきて、税金を払って、スピード違反以上のことはなくて、非営利のチャリティのために募金を大量に集めて、国立病院や警察に迷惑をかけてこなかった。正しいことをしてきたのに今は極右と言われてしまう」
日本人も共感する人が多いのでは https://t.co/TgVAATSb7W
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) November 8, 2023
イギリス人クリス・グリーンさん
「私は年金生活者、元教員でずっと働いてきた看護師、子供がいて、自分の不動産が欲しくて、低い税金を払いたくて、通りで安全に感じたくて(イギリスのユダヤ人コミュニティも安全であって欲しい)、移民がもっと少ないことが希望で…私は極右なのかもしれないです」 https://t.co/BxoBShVnYq
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) November 8, 2023
イギリス人ボブ・ジョーンズさん
「世界は暗い場所だ。ヨーロッパ中が移民の脅威にさらされ、今世紀のアフリカの人口爆発でヨーロッパはより困難になった。ヨーロッパの唯一の解決策はBrexitかBrexitなしだ。」
イギリスの人の本音がわかる https://t.co/NeRlJ9OS3o
— May_Roma めいろま 谷本真由美 (@May_Roma) November 8, 2023
この様な投稿を読むと、なぜイギリスがBrexitをやったかお分かりになるのではないでしょうか?Brexitの最も大きな理由は、EU加盟国に割り当てられる難民受け入れ義務数を回避することでした。
当時加盟国には割当義務があり、ドイツが難民を歓迎すると言ってしまったので、欧州には多くの難民が押し寄せました。その中には経済難民も多く含まれていました。経済的に豊かな国には受け入れ義務があったので、イギリスにも多くが割り当てられる予定でした。
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