財務相の諮問機関である財政制度等審議会の分科会が「医師らの人件費にあたる報酬本体をマイナス改定にすることが適当」と提言していました。
コロナであれほどボロもうけしたのに、厚労相(医師会ではない)は「診療報酬を上げろ」と言っている。
診療所経営は極めて良好、診療報酬「マイナス改定を」 財政審が提言(朝日新聞デジタル)https://t.co/EtoHFjYDgd
— 池田信夫 (@ikedanob) November 1, 2023
これにたいして、日本医師会の松本吉郎会長は12日の講演で「マイナス改定は本当にあってはならない。絶対にプラス改定にしなければならない」と近く岸田首相に直訴することを宣言しました。
マイナス改定「あってはならない」 日医・松本会長、近く首相と面会
総理大臣に直接会って陳情できるの凄い権力ですね。というか報酬を決める時期に利害関係者に会う岸田首相はおかしいです。面会を断るべきです。https://t.co/5Xp01j7bka
— 魏徴X (@GICHOGI) November 13, 2023
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このように医師会は日本有数の政治力をもっています。
「医師会は開業医の寄り合い」などと、一部の医クラはいいますが、歴史的に日本を代表する圧力団体です。医師だけではなく、医療系の票の取りまとめや医療政策への介入など、数えるときりがない程、政治的な手段を行使してきます。首相への打診もその1つ。
— 勉三 (@kidasangyo) November 13, 2023
いざという時頼りにならないならマイナス改定も当然だという声も大きくなっています。
コロナの時、大部分の開業医は通常診療の妨げになるとか言ってコロナ患者診察しなかったじゃない。要は、いざという時頼りにならないならマイナス改定だろう。
— ひろ (@oh9pAHbOdgOs1aX) November 13, 2023
圧力団体は自民党の政権維持の源泉で、それを支持してるのも国民だという冷めた意見も。
それが自民党が政権を維持してる源泉なんだよね。業界とゴリゴリの一体化。それをまた支持して認めてるのも国民。
— 酔いどれ戦士 (@u81QcttskjavMer) November 13, 2023
しかし、供給側の言い分に従っていれば、医療の需要に際限はありません。
「有償だった時は預けられたのに」
皆さん、極端に低い自己負担がどうして悪なのか、わかりましたか。 https://t.co/2K87U2qOgu
— 興梠丈夫@東大でビラ掲示中 (@BeefeverNight) November 13, 2023
さいきんの薬剤不足も医師会の政治力が強すぎることの裏返しだとか。
医師会が薬価下げて診療報酬を上げる圧力(献金)
↓
献金貰った医師会族議員が薬価下げて診療報酬上げる
↓
製薬メーカーが儲からない薬を作らなくなる
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薬不足
↓
医師会族議員大臣が薬作ってくれたら税金で補助しますと決める←今ここ登場する金は全部国民から徴収
https://t.co/HU7OAjIs68— けんさんじゅうはっさい (@kensan16sai) November 7, 2023
政治力に頼るとその産業は結局は弱体化することは歴史が何度も証明しています。
自民党と日本医師会は、日本の農業をダメにした自民党と農協と同じ。公的補助に頼ることで体質が弱くなり、ますます公的補助が必要になるという悪循環。マイナス改定が嫌ならなら高齢者負担率の上昇と保険点数上げをセットにすれば良い。農業と違い医療は輸入できない。農業みたいにボロボロにするわけ… https://t.co/i6hqUmONfS
— 馬場正博 (@realwavebaba) November 13, 2023
医療をビジネスに利用されるとこんなふうに悪貨がのさばります。
「売上の9割が国からの給付」って医療費を食い物にしようとする気満々。資格も知識もない看護師がいきなり出来るものではありませんよ。 https://t.co/zeG9DTLLXF— 森田洋之@「医療」から暮らしを守る医師/「人は家畜になっても生き残る道を選ぶのか?」発売中! (@MNHR_Labo) November 12, 2023
日本医師会に導かれて、日本の医療制度はどこへ向かうのでしょうか。
迷ったら一つ有力な指標があります。
医師会の主張に反対することです。
かなりの確率で正解すると思います。 https://t.co/F9VfdkF0j2— 東徹 21世紀の精神科医 21st century psychiatrist (@21st_Psychiatry) November 13, 2023