日本の移民に関する議論で欠けていること

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2023年12月8日に発売になる私の新作書籍『世界のニュースを日本人は何も知らない5』でも指摘していますが、日本での移民に関する議論で欠けている点として、児童保護、婚姻、生殖に関することがあります。

欧州で長年大問題になっていることに、

・女子割礼
・低年齢の女児の強制結婚
・近親婚

があります。

これらは児童、特に女児の健康や生命に関わることです。

移民がやってくる国は、幼い女児と、中年や高齢男性を強制的に結婚させる習慣がある国がかなりあります。

移民3代目や4代目でもやる場合があり、子供はまだ小学生の場合もあります。これも闇でやったりします。

小学生だから妊娠して死ぬこともあります。最近ではCNNが高齢の男性に8歳の娘を売ったアフガニスタンの家庭について報道していました。娘をお金の代わりに嫁に出すような地域が存在するのです。

こういう習慣があるところには、日本人が最近ニュースでよく耳にする地域も含まれています。

こういう強制結婚を防止するため、他の国は結婚同意年齢をあげたり通報する仕組みがあります。女児を保護する仕組みもある。

結婚を拒否した女児は、家族に刃物で殺害されたり、硫酸などの化学物質をぶちまけられたり、火をつけられたりします。これが先進国でもおこるのです。ですから、児童を守る強固な仕組みが必要で、外国人児童の危険を検知し、親から守る仕組みが必要なのです。今の日本の体制ではおそらく不可能です。

また、この様な地域は、従兄弟同士などの近親婚がいまだに当たり前です。代々従兄弟同士で結婚するから生まれる子供には障害やLD(学習障害)をもった子供がかなりいます。

これはイギリスではかなり前から研究されており公的な事実です。例えばイギリス北部のブラッドフォードでは、生まれつき障害があるパキスタン系の赤ちゃんの31%が、従兄弟同士などの近親婚が原因でした。

いとこ同士の結婚は先天性異常のリスクを倍増させるとの研究結果 The Guardian

Marriage between first cousins doubles risk of birth defects, say researchers
Study of 13,500 babies born in Bradford concludes cultural practice in Pakistani community outweighs effects of deprivation

多民族の出生集団における先天異常の危険因子:ブラッドフォード生まれの子供の研究の解析 The Lancet Journal

また、パキスタンでは、近親婚による遺伝子の問題により遺伝病を抱えた子供や障害を持った子供が産まれていることは、欧州の科学者にはよく知られた事実です。

パキスタン:遺伝性疾患につながるいとこ婚 DW

Pakistan: Cousin marriages leading to genetic disorders – DW – 02/07/2022
Scientists say inbreeding is causing an unusually high number of genetic mutations to spread in Pakistan, leading to disabilities in children of consanguineous ...

彼らは従兄弟同士結婚させて親族を先進国に連れてくることもやります。

そのほとんどは見合いです。拒否はできないのです。結婚は子供の頃に決まっていたりします。これを移民3代目や4代目ですらやっていたりします。従兄弟同士などの近親の結婚を法律で禁止しても子供を作ってしまう。

産まれてくる子供は障害児で、寝たきりなどかなり重い場合もあります。

この様な習慣を海外の移民先でも継続する移民は、母国でも読み書きが厳しいような地域や階層の場合もあります。

それを先進国の自治体や施設が支えなければならない。法律で決まっているから地元の人と同じ支援が基本です。

移民たちの言葉はかなりのマイナーな方言で、読み書きもわからない。先進国の習慣も知らない。その人たちの子供は重い障害がある。

移民が増えると、この様な人々も日本に住むことになります。支援には大変な税金がかかります。

事実として知っておいて欲しいことです。

外国人だから言葉が通じません。しかもその外国語が地方の方言で、その言葉しかわからない場合もあります。習慣が違うから日本人より何倍も大変です。

政府は現場に投げるつもりなのでしょうが、すでに人が足りず予算もない自治体には対応不可能です。