「Colabo(コラボ)」の不正経理問題を追及している暇空茜さんに、NHKのインタビューのメモを流出させた事件が話題になっていましたが、NHKは流出させたのは子会社の派遣スタッフだったと発表しました。このことがいろいろな意味で波紋を呼んでいます。
「暇空茜」にNHKの取材メモを流出させた犯人は子会社の30代派遣「テロップ係」だった 「年間100人くらい辞める、終わっている会社なので」https://t.co/x0X4NwfkA5#デイリー新潮
— デイリー新潮 (@dailyshincho) December 2, 2023
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暇空さんはこのタレコミに逆に身の危険を感じ、そのままXに投稿しました。
12月1日18時からNHKで放映予定で都庁クラブのNHK記者「金魯煐」が避難所にインタビューしたこちらの記事が放送されるかもしれないというタレコミがありました 真贋不明です
— 暇空茜 (@himasoraakane) November 28, 2023
情報を渡した契約社員は純粋な義憤(当人は「興味本位でやった」と述べています)だったようですが、結果的に暇空さんは「罠」を回避したことになりました。
まじで今回の件は俺をとりにきた即死罠の可能性あったんだよ?
へーもっと資料ない?とか話し合いしてたら、はいどーん!共犯!とかやられてたかも
一切接点ないけどねその上で告発者が告発として戦うと、カンパとか募ったら俺は奢るよ
— 暇空茜 (@himasoraakane) December 1, 2023
以前「暇空氏のシンパ」とされ、のちに暇空さんと決裂した「暇アノンの姫」の証言メモが暇空さんに渡されたようです。
中傷加害者だった過去を懺悔した人物(「暇アノンの姫」だった40代男性)への取材メモが、男性が中傷するきっかけになったと言及してる人物へ流出した問題
報ステで報じられたのね
こうなっちゃった以上、NHKはこの問題を徹底検証して、クロ現かNスペあたりで放送すべきだねpic.twitter.com/o8skGOHjxW
— jun (@odakyu_de_go) December 2, 2023
NHKの対応に平成元年のTBSのオウム真理教への坂本弁護士一家の情報提供と同列に論じる人も多いです。このときはTBS局内のプロデューサーが行ったので、今回の契約社員が行ったのとはちょっと違う気もしますが・・・。
事実であれば極めて問題。
35年前にTBS がオウム関連でこれやって、坂本弁護士一家殺害事件に至ったことを知らない訳がない。
一刻も早い事実解明を。NHK取材メモがネットに流出か 幹部ら「本物では」「重大事案だ」:朝日新聞デジタル https://t.co/KfaEPOPw12
— 深井 剛志 (@TSUYOSHIFUKAI) December 1, 2023
一方で、各メディアの報道姿勢に疑問の声もあがっています。
暇空さんの件が「ネットの誹謗中傷」でNHKに出るとか流れてるけど、住民監査請求やcolaboの補助金止まったことなんかは言わずに一方的に悪いみたいな言い方するんかと思ったら、案の定外部からの売り込み企画か。NPOとか重要な取材源にしてる番組ディレクター多いようだし。
— たにやん (@t_taniyan) November 30, 2023
ただし、NHKの立場ならこういった報道になるのは当然だという指摘も。税金の使い道を追及した側に誹謗中傷のレッテルを貼るという泥仕合は続きそうです。
NHKは日本最大の公金チューチュー法人だから、そりゃ公金チューチューのワードを叩くよなと。
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) December 2, 2023
冒頭の記事ではNHKの職員たちは(情報を渡した子会社の派遣スタッフを)「馬鹿すぎて話にならない」と呆れ返っているそうですが、身から出た錆だということには気づいていないようです。
うお、あれホントだったんだ。
やっぱり多重下請けとか派遣とか使うとか使うとリスク大きいな。NHKの取材メモ、ネットに流出 30代派遣スタッフが認める:東京新聞 TOKYO Web https://t.co/jM8ct3YCf5
— みんみんぜみ (@inuchochin) December 2, 2023