女性にモテる会話の秘訣を教えます!

クリスマスを前に、婚活イベントが盛況です。クリスマス前のこの時期は業者にとって書き入れ時です。筆者は日本初の課金型アプリ「恋愛EQ診断」(インデックス)、大手結婚相談所「ツヴァイ」のマッチングシステム「結婚EQ診断」を総合監修していました。

今回は、女性にモテる会話、モテない会話について解説します。

kokouu/iStock

こころの距離の近づけ方

会話で女性との距離を縮めるには、どうしたらよいのでしょうか。相手に好意を抱いたり共感したりすると、相手とのこころの距離が縮まるのはわかると思います。逆に距離が縮まらない会話があります。どのようなものでしょうか。

ひとつが「知識・情報の会話」です。知識・情報交換レベルの会話をすると、相手は「すごいですね」「詳しいですね」とホメてくれると思います。しかし、感情が揺れることはありません。つまり、女性との心理的距離感が縮まっているとはいえません。

中年男性は若手と比べると社会経験も豊富ですから、知識量、情報蓄積量が多いのは当然といえます。そこをひけらかしても効果的とは言えません。

たとえば、20代で就活をしている女性がいたとします。経験豊富なアナタは就活市場や面接のコツ、いままでの社会人経験から導き出されるアドバイスが可能です。しかし、そのあと、好意を持たれようとしても120%難しいと言い切れます。

知識の提供では相手の承認欲求が満たされないからです。好意を持たれるには相手の承認欲求を満たすことが必要です。では、承認欲求を満たす会話はどのようなものでしょうか?

承認欲求を使いこなす

人は好きなもの、興味があるものの情報には自然と詳しくなっていくものです。詳しくなれば披露したくなるものです。さらに、「教えてほしい」と言われれば、悪い気にはならず、ぜひ教えてあげたいという気持ちにもなります。話し終われば、気分がよくなります。

つまり先ほどのケースでは、就活している女性にアドバイスをすることで、あなたの承認欲求が満たされていたことになります。相手を思うがままにコントロールできていると勘違いしていたのはアナタだったのです。まったくの錯誤だったのです。

キャバクラの接客も、承認欲求をうまく取り入れています。「社長スゴイっ!」。女性が自分好みのリアクションをとってくれればくれるほど、いい気分になります。気がつけば延長を繰り返しボトルを何本も抜き、売上に貢献していた。このような経験はありませんか?

女性は、なぜ話を振るのでしょうか。それは、相手が自分に強い喜びを感じて好意を抱くようになるからです。

モテないアナタは、相手をホメることから始めてみてはいかがでしょうか。吉報をお待ちしております。