日本航空(JAL)はCA(客室乗務員)出身の鳥取三津子専務を起用する人事を発表しました。鳥取氏は1985年にCAとして入社し、コロナ禍では執行役員客室本部長として、人材の育成と社員のモチベーション維持の両立を図ったということです。赤坂祐二社長は代表権のある会長となります。
【日経特報】JAL社長に鳥取三津子氏、初のCA出身 赤坂氏は会長にhttps://t.co/rpp5DemN1U
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) January 17, 2024
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報道陣にもとってかなり意外な人事だったようです。
【速報】JALの新社長に客室乗務員出身の鳥取三津子取締役が昇格することを発表。JALの社長会見が始まりましたが、会場もザワついてます。写真の右側が鳥取三津子次期代表取締役社長です。 pic.twitter.com/vKK51kMkEq
— 鳥海高太朗 (@toriumikotaro) January 17, 2024
適任だという声も多く聞かれます。
適任だね→鳥取氏はCAとしてJALに入社した。客室本部長として、コロナ禍の厳しい経営環境下でCAの自治体や企業への出向などを進め社員のモチベーション維持に努めた。カスタマー・エクスペリエンス本部長としてJALのブランド力向上に取り組んだ
JAL社長に鳥取三津子氏 日経 https://t.co/0sRLSUym2N— 木村岳史(東葛人) (@toukatsujin) January 17, 2024
現場から社長に登り詰めることができる社風のようなものができているのでしょうか。
JAL社長。破綻後は、整備出身者が社長になり、次がパイロット、それで整備に戻り、次が今回のCAです。特筆すべきは、女性が就任したことではありません。経営畑や人事などのいわゆるエリート街道を歩んでない人がずっと社長になっていることです。稲盛フィロソフィーがそこに息づいています。 https://t.co/THZKyOVLPT
— 小倉健一(イトモス研究所) (@ogurapunk) January 17, 2024
JALのCAの方々の適切な仕事ぶりは記憶に新しいです。
すげぇよ、JALの新人CAさんたち。賞賛に値する。
一方、子どものパニック奇声動画を流し、JALを貶めるマスゴミや「ペットを同伴させろ」と騒ぐ頭の悪い芸能人、コメンテーター、キャスターなどは何なのか。
同じ日本人とは思えない。https://t.co/OXLPTwUMX1
— Yousuke Uchiyama (@29de83o) January 12, 2024
鳥取新社長のその学歴やキャリアパス、JALの社長の選考基準にも注目が集まっています。
JALの新社長が旧JAS(日本エアシステム)のCA出身、しかもさらに昔のTDA(東亜国内航空)時代に入社か…。かなり異色の経歴だな。羽田の事故があった直後だけに、かなり難しい舵取りになりそうだけど、逆にこの時期だからこそ新しいJALにしたいということなのかも。
— ぷよ太郎 (@puyotaroh) January 17, 2024
航空会社の経営を左右するのは、需要予測とコスト管理、機材投資、財務戦略、マクロ市況対応。JALが前に破綻したのもこれらが原因で、新社長はCX出身で当該分野の経験は無さそうだが、指名委員会での議論と整理はどうだったんだろうな。https://t.co/qSgE4MAjJe pic.twitter.com/aiNIPCQ9tz
— ボヘカラ (@BOHE_BABE) January 17, 2024
JALとANAを比較する意見と、それに反論する意見と。今後の両社に注目が集まります。
2010年に3500億円の公的資金注入されて公金ブーストで生き延びてるJALと、あくまで自己資金で経営危機を耐え凌いでるANAと、どちらに乗りたいかって? https://t.co/CIypM9MdGo
— 木曽崇/Takashi Kiso (@takashikiso) January 17, 2024
この辺、ちゃんと読んでみたら良い。ANAがCAにインフルエンサーやらせてるのは、コロナ禍で働き場が無くなった彼らに、他の稼ぎ口を作るためだよ。
→JAL、赤字額がANAの半分なのは、「公的資金注入」と「税負担軽減」の優遇が原因だhttps://t.co/1FEcrRDPoI
— 木曽崇/Takashi Kiso (@takashikiso) January 17, 2024
顧客対応がますます重要になるなか鳥取新社長のかじ取りに注目が集まります。規制の強い業界ですが健全な競争が行われるといいですね。