厚生労働省が24日に公表した2023年の賃金構造基本統計調査(速報)によると、フルタイムで働く人の平均月給は、前年と比べ2.1%増の31万8300円で過去最高となりました。前年からの伸び率は約30年ぶりの高水準となりました。
去年の平均賃金31万8300円 2年連続過去最高額更新 厚労省調査https://t.co/w401AlnAxm #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) January 24, 2024
ただし、大卒の50〜54歳を除いて全年齢で賃上げとなっているそうです。
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物価高騰に賃金上昇がに追いついてきてるという喜びの声の一方、
物価高騰に賃金上昇が徐々に追いついてきてる♪
『平均賃金が過去最高の31万8300円 30年ぶりの高水準、厚労省』https://t.co/Ran8HCsdNz
— 闇のクマさん世界のネットニュース (@CYXuAxfGlfFzZCT) January 24, 2024
そんな間にも実質賃金は下がり続けています。
「11月は額面の名目賃金が0.2%増えたものの、消費者物価も3.3%上昇して実質は3.0%のマイナス」
実質賃金とは 物価高でマイナス続く – 日本経済新聞 https://t.co/XOiUdNKNbX
— 長嶋 修 (@nagashimaosamu) January 23, 2024
また、平均はあてにならないという指摘も。ちなみに『令和4年賃金構造基本統計調査』のデータによると、サラリーマン(平均年齢44.5歳)の平均給与は月34.2万円、中央値は30.1万円となっているそうです。
深刻なことに仕事の質が変わってきています。
日本の消費が伸び悩む背景。
サラリーマンの賃金が増えない。その背景には業界構造の変化も影響していて、賃金水準が中位の製造業、建設業、卸売業の就業者数が減少して、賃金水準が低位の介護事業の従業者数が増加。
そして可処分所得は増えても貯蓄に回され消費が増えない。 pic.twitter.com/QL2LfYtytn
— 上原@株式投資家 (@uehara_sato4) June 13, 2021
とうとうイタリアより貧しくなってしまいました。イタリア人、のんびりしてそうですが。
総労働時間で割っても同じ。日本の労働生産性は、あのイタリアより低い。 https://t.co/SVaHLyoSnn
— 池田信夫 (@ikedanob) January 20, 2024
一方で、現役世代から取られるものは年々増えています。
後期高齢者の医療費、窓口負担2割に引き上げ案 政府
現役世代全員でこの意見を守らねばいけません。後期高齢者の1割負担は現役世代の9割負担状態です。https://t.co/oLRCCBOx2Z
— 魏徴X (@GICHOGI) December 1, 2023
それに対し、社会保障にかかる費用を減らすまいとする人たちもいます。
昨年の物価上昇率との比較では、新年度の年金は0.5%の目減り。
足元の12月の消費者物価は昨年平均の+1.2ポイントなので、感じる目減り感はもっと大きいでしょう。
減らない年金への改革が必要新年度の年金支給額 2.7%引き上げも実質目減り | NHK https://t.co/EVC2q23yA2
— 宮本徹 (@miyamototooru) January 19, 2024
左右の立場を問わずとにかくばらまきたい人たちもいます。
社会保障の費用が増えた分だけ保険料を増やして税金の投入も増やしていきます。
その一方で、現役世代はお金はいくらあっても足りません。
まあ大学とか塾とかに行かせちゃう、持ち家買うとかマイカー買うとかやってるからだよな https://t.co/aztuSnlQTI
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) February 24, 2023
名目値の月給に惑わされず各家庭は賢く消費してほしいものです。
Twitterでボロクソに叩かれてるが、年収300万円でじつは軽く子育てできますね。公立だと無料だし給食あるし、年収300万円だといろいろ補助金出るんですよね。 https://t.co/DJ5wOjszzP https://t.co/SPfh7fPHmq
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) February 22, 2023