JR東日本に「キュンパス」の前にやって欲しいこと

JR東日本が「キュンパス」という平日限定の乗り放題キャンペーンをやっています。これは新幹線を含む特急列車に一日1万円で乗り放題という期間限定のサービスです。2枚購入すれば1泊2日で両日とも乗り放題になります。

青森が実家の人が東京から帰省するといった場合に活用すればとてもオトクです。また新幹線を使って東北地方を旅行であちこち行くのにも使えます。

ただし、えきねっとの会員登録が必要で、利用開始の14日前までに購入しなければなりません。

平日の利用促進とえきねっとの登録者を増やすのが目的のキャンペーンだと思われます。

このような鉄道利用の平準化を進めるキャンペーンも良いと思いますが、JR東日本にはそれより前に基本的なサービスを整えて欲しいと思います。

例えば、今週上越新幹線で高崎に出かけた時、困ったことがありました。山手線にモバイルPASMOで乗って、東京駅で改札を出ないで新幹線のチケットを購入しようとしたところ、モバイルPASMOは使えないというのです(写真)。

みどりの窓口で購入できるとのことでしたが、窓口には長蛇の列でとても時間に間に合いそうにありません。

仕方ないので、一度改札を出て、外にある購入機でクレジットカードを使って購入。10分以上かかり、乗り遅れないか焦りましたが、何とか間に合いました。

JR東海の東海道新幹線であれば、EXアプリを使って予約してPASMOを紐づけしておけば、改札でタッチするだけで入場できます。JR東日本のえきねっとにも同様の機能があるのかもしれませんが、予約画面が面倒なので登録はしたもののほとんど使っていません。

以前のブログでもJR東日本のことを取り上げましたが、JR東日本には注文を付けたいことがたくさんあります。

どうやら私はJR東日本のサービスがあまり好みではないようです。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年2月16日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。