日本人はそろそろインバウンド外国人に厳しく対処したほうがいい

2023年12月8日に発売された私の新作書籍『世界のニュースを日本人は何も知らない5』でも解説していますが、ここ最近日本ではインバウンドの旅行者が激増しました。

 

私が昨年日本に滞在していた際に都内に行くと街中も交通機関も外国人だらけ。私が日本で学生だった20年以上前とは激変した様子に大変驚きました。

そして先日、日本ではテイラー・スウィフトというアメリカのポップ歌手のコンサートが行われました。

テイラー・スウィフトさん Wikipediaより

この人は現代版のマドンナのような歌手で、真っ赤な口紅に金髪の髪の毛、180cmを超える長身で、アメリカの田舎訛りを「偽装」し、アメフトの選手と付き合っています。

はっきりいってこの属性こそがアメリカのリア充です。「多様性、多様性」とか言っていて、アメリカも他の国も、結局本音ではこういうのが好きなのです。

歌の内容はカントリー調で、学校でハブられたから人生最悪、家族を大事にしよう、車庫から彼を見ていたわ、私たち永遠にフレンドというものでタピオカにアンコとドロドロに溶けたキャラメルをぶち込んで綿あめでくるんでおそろいのTシャツを着せてみた、という感じですが、これがおそろいのブレスレットをつけてピラティスをやってしまう意識高い系の若い世代に刺さりまくっています。

しかしウクライナやイスラエルの爆撃や拷問、イエメンの爆撃のニュースの後に、ダチョウ倶楽部の女装にそっくりなテイラー・スウィフトのニュースが流れてくると、なんだかなあと思うわけですが。

しかし、コンサートは日本公演でもアリーナ席が1人12万円という高額なものでした。職人魂炸裂で、ステージにはエディという被り物まで登場し、スーパー歌舞伎を超えるIron Maidenのチケットよりも遥かに高額なことに全く納得できませんが、他の国ではもっと高額で売り切れ続出です。

そんなチケット代を紛争地のかわいそうな人に寄付しようなんて人がいないのも、今風でありますね。

しかし、経済的に厳しい人が多い日本ではそんな高いチケットを買える人は多くはなく、日本のコンサートツアーに来場していたのは中国やフィリピン東南アジアの人々が少なくなかったのです。

外国人アーティストはそれらの国では政治的なリスクが高すぎるためにコンサートができないので、日本で行って近隣国からの顧客を期待するというビジネスモデルになっています。日本のプロモーターや舞台関係の方もがっつり仕事をしてくれるのも安心度が高いですしね。

しかし、日本と異なりポップやロックの歴史が短く、外国人アーティストがなかなか来ることもなかった国の人々にとっては、こういったコンサートは非常に新しい催しで、コンサートの楽しみ方を知らない人だらけです。

今回のコンサートでも座席を勝手に移動したり、人の席に立ってしまう、他の観客の邪魔をして撮影をする、コンサートの場なのにプロポーズを始めて撮影すると言ったマナー違反が目立ち、動画を撮影してはインスタグラムやXに投稿。

しかも、座席に置いた荷物を盗まれたという報告もかなりあったのです。

これには日本の観客もネット民も激怒ですが、外国人客はそんなことはお構いなし。主役は自分で、動画を投稿して他人から承認されるのが重要。

そして日本人を押しのけて、日本人の席に座ったり立ったりして平然としているわけです。

会場にいた人の話では、日本語がわからないので注意してもそもそも無駄だったそうです。

テイラー・スウィフトのコンサートからわかるように、習慣や文化が異なる外国人には何を注意しても無駄です。

日本の文化を尊重してくださいとかマナーを守れという呼びかけも全く無駄。そんな生ぬるいことではメッセージは伝わりません。

北米や欧州の老舗やイベントでは、マナーや服装が悪い客ははっきりと塩対応されるどころか、看板や規約に退場を求める基準が書いてあります。厳しい場合はつまみ出され警察を呼ばれることも珍しくありません。

日本ではかつて来日する外国人が日本ツウや知識階級だった頃の時代の感覚なので、おもてなしの心を発揮しておりますが、日本人もそろそろ北米や欧州のやり方を見習うべきです。

中国人が多い場所では「何をやったら罰金いくら」「損害賠償いくら」とでっかく書いておかないとだめです。そしてチケット購入や入場の際に誓約書にサインさせるのです。彼らはルールや罰金に書いてないことは「やっても良い」と思いこんでいます。こういう対応コストは大変なわけですが、しかしそれが「多様性」ということです。

私ははっきりいってこういう「多様性」は嫌いです。