こんにちは、音喜多駿(日本維新の会 参議院議員 / 東京都選出)です。
国民民主党が東京15区(江東区)の候補者擁立を取り下げると発表されました。本人の過去の行為の中に、党として看過できない法令違反に該当する行為があったとのことです。
党公式の記者会見では法令違反の内容はプライバシーの関係もあり明かされなかったものの、党として身体検査が甘かったことを謝罪しておられました。
これについてはなんというか、候補者選定は本当に難しいなあと思うところです。
そもそも政党に、いわゆる「身体検査」というのがどこまで可能なのか。
私も東京維新の会の幹事長として、地方選挙の候補者選定については責任を持って行っていますが、選考プロセスは主に書類(ミニ論文)と面接によるものです。一般企業との違いはそれほどありません。
もちろん公認決定をする前に過去のSNS発信を調べたり、できる限り周辺人脈から情報は収集しますが、一人ひとりに興信所などを使った身辺調査を行うことは時間的・費用的・倫理的にも困難です。
なので
公認発表をする→名前が世間に知れ渡る→「あれこの人、前に◯◯していた人じゃない?」と誰かが気づく→不祥事の情報がもたらされる
というパターンで政党側が気づくことになりがちです。
また不祥事以外にも、SNS発信などでやらかしてしまう人の人間性を見抜くというのはなかなか難しく…政党側が抱えている大きな悩みの一つだと思います。
民間企業で人材採用などをやっている方と意見交換をしても、なかなか候補者選定プロセスを改善する妙案は出てきません。
なにか知見のある方がいらっしゃれば、ぜひご教示いただければ幸いです。
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なお日本維新の会としては、東京15区では前回の衆院選挙から引き続き「金澤ゆい」支部長が活動しています。
ポスティングやチラシ配りなどのボランティアスタッフも募集しておりますので、東京維新の会または金澤ゆい事務所までお問い合わせくださいませ。
編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年2月26日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。