ラファイエッツ(パリ8区)

加納 雪乃

「ラファイエッツ”」初訪問。

エントランスからテンション上がる。

バー。

できた時から早く行きたい~、と思っていたレストラン。

画像や映像で見ていた通りの、極めて美しい館。古風な美にコンテンポラリーな美が絶妙に映えていて見事。

今や世界的にその名を知られるようになったモリ・サコ(モリー・サッコ)のセンスが光る、フレンチー&アフリカン(セネガルとマリ)&アメリカンな美味の数々。

コーンフレークまぶしたザクザクフライドチキン、カラメリゼしたところがたまらないアロコ(揚げバナナ)、ゲリドンサーヴィスしてくれるクラシックソールムニエール、燻香際立つガナッシュ&ヴァニラアイスクリーム。色々な食文化を一気に楽しめる、モリらしい料理に舌鼓。

ざくざくフライドチキン

揚げバナナ

ボンジュー、舌鮃さん

舌鮃のゲリドンサーヴィス、ひさしぶり

付け合わせのミニじゃがいも、美味〜&たっぷり〜

友達の鶏のマフェソース。味見させてもらったソース、なかなか美味

あったかとろとろガナッシュはアフリカらしく燻香たっぷり

優美な個室✨

オブジェ見てるだけでたのしい

15時半、満員御礼だったサロンも静かに。
夜の雰囲気、素敵でしょうね。

日本文化にも極めて造詣深いモリ。彼のガストノミーレストラン「モスケ」は、モリが大好きな弥助(信長が重用したアフリカ出身の武士)に自分の名前を組み合わせてる。夏に改装した「モスケ」の内装、写真見せてもらうととっても和室的。久しぶりに行きたいな。

去年は日本に行き、天ぷらに感激したり漁師とともに釣りに行ったそう。いつか、モリのエスプリが宿った和食店ができるといいな。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年1月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。