2024年4月1日になりました。きょうからいろいろなことが変わります。
あしたから
2024年4月から変わること
①不動産登記法の改正
②ライドシェアが一部解禁
③摘出推定制度の改正
④物流、建設、医師の時間外労働上限規制の変更— マルホ@補助金・助成金情報 (@isyokenmei) March 31, 2024
そのような中、いよいよ「2024年問題」がやってきました。
2024年問題は、医師や建設業、トラック運転手を含む労働者の働き方改革を促す大きな課題です。運輸と建設、医師の3業種で、時間外労働の上限規制が始まることを指します。
長時間労働の是正が進むことが期待されますが、労働時間の減少によって、物流やインフラ整備、医療活動に支障が生じると心配されています。
「2024年問題」運送業 建設業 医師の時間外労働の上限規制開始https://t.co/8MM4DDPqIo #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) March 31, 2024
- 運送業の運転手や建設現場の労働者は、月に45時間・年に360時間の労働時間制限があります。特別な状況があれば、年間で最大960時間(建設は年720時間)まで働くことができますが、それを超えることはできません。
- 医師の場合、休日労働を含めても、年間で960時間を超えないように制限されます。ただし、地域の医療提供体制を確保する必要がある場合は、最大で年間1860時間まで働くことが認められます。
トラック運転手の場合、長時間労働の規制が強化されることで物流業界にも大きな影響が及びます。
2024年問題対応 高速道路の大型トラック最高速度 時速90キロにhttps://t.co/QjOBjCVnww #nhk_news
— NHKニュース (@nhk_news) March 31, 2024
しかし、対応の仕方がヘンだという指摘も多く見られます。大型トラックの高速道路での最高速度を 時速90キロに引き上げます。大丈夫なのでしょうか?
ロクな検証もないまま最高速度上げるの決めちゃったのか。まずドライバーの待遇上げろよ。そもそもトラックの倉庫入りのための長時間に及ぶ待機時間や集荷センター、仕分けセンター等の人手不足による出車時間の遅延といったことも加味せずに、はいスピード上げますって何の解決にもならない。 https://t.co/6JveuM2klv
— Tad (@TadTwi2011) December 23, 2023
運輸業界の問題点はかなり前からわかりきっていますし対策はできるはずですが、なぜが今ごろ大問題になっています。
2024年問題現場がまず解決を考える問題
①配達車両の駐禁切るの早すぎ問題
②出荷のオーダーは前日で切って出荷日の午前中には全部作っといてください問題
③納品は予約時間で約束通りおろして問題
④運賃と高速料金は別で支払ってください問題…
— とらとらとら♡ (@TORA_doru) March 29, 2024
また、建設業界も2024年問題に直面しています。労働力不足や技術者不足が深刻化しており、工期の延長や新規工事の減少が懸念されています。週休2日制の導入や労働環境の改善など、業界全体での取り組みが求められています。
しかし、われわれはなんで若い人が入ってきてくれなくなったのかよく考える必要があります。
職人だけでなく現場監督も不足しています。
現場監督になって9ヶ月。現場や業界の問題点を色々と感じているが、今回の肺炎で痛感したのは現場監督は休めないということ。1現場に1現場監督なので休むと現場が止まる。人手不足のため突発的な休みをカバーできる人がいない。休めても業者や居住者から電話がたくさんかかってくる。なかなか厳しい。
— 佐々木俊治@元職人採用人事 (@ShunjiHRtooru) March 23, 2024
2024年問題の解決には、労働者と雇用主、そして政府や関連団体の協力が不可欠です。しかし、目先の人件費を上げたくないということで思惑が一致しているようです。因果関係を取り違えた対策はなにかちぐはぐ感がぬぐえません。
1位が採用アップかぁ‥‥
ズレてるなと思います。
どの業種も言葉通りの人手不足なら奪い合いは必然なんですよね。だったら減らさない努力が取り敢えず先ずはこないと。
古参からすれば何故新人が‥‥となるのは必然だと思います。https://t.co/oLpcsmO2e3— 横山清弘 (@G8StjFhrZteoB19) March 30, 2024
そして、医師の働き方改革において、上限は年960時間でやむをえず上限を超える場合は年1860時間となるそうです。
官僚「なんだ、医者の残業って月20時間程度なんだ。」
医師の「当直」は1人当たり月平均7.9回で、1回16時間で換算すると年約1500時間。労働とみなさなければ残業は年平均230時間余りとなり、規制上限の年960時間を下回った。
https://t.co/8lEux8VMlJ— 匿名産業医 (@774sangyoui) March 31, 2024
いろんな意味でどの業界も働き方が正常化するといいですね。受益者が適切なコストを負担すればいいだけだとは思いますが・・・。
これは医師の世界でももうすぐ起こるでしょう。
医師に対する敬意がなくなったので、バカらしくなって当直や時間外労働をやめていきます。
「男性」に対する敬意がなくなりキツい仕事をするのがバカらしくなるのと同じ構造です。
でも、それがある意味で正常化と言えます。 https://t.co/G5GZFppoFo— 東徹 21世紀の精神科医 21st century psychiatrist (@21st_Psychiatry) December 8, 2023
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ほかにもいろんな2024年問題があります。
湾岸2024年問題とは?
サラリーマンでも買える都内のタワーマンション群としてのポジショニングだった湾岸エリアが軒並み坪単価600〜800万円に高騰し、サラリーマンの手に届く都内のタワマンがほぼなくなる問題
— マンション好きの外資コンサル (@escapejapan2023) March 28, 2024