アメリカのバイデン大統領は、首都ワシントンで開催されたイベントで、アメリカの経済成長の一因は移民の受け入れにあると述べたあとに「なぜ日本が問題に直面しているのか。それは彼らが外国人嫌いで移民を歓迎していないからだ」と発言したとことで、多くの日本人の不興を買ってしまいました。
アメリカのバイデン大統領がイベントの中で「なぜ日本は問題を抱えているのか。それは彼らが外国人嫌いで移民を望んでいないからだ」と発言したとロイター通信などが報じましたhttps://t.co/VYdGhKchi4#nhk_video pic.twitter.com/00xc3im6wC
— NHKニュース (@nhk_news) May 2, 2024
しかし、バイデン大統領の移民政策がトランプ大統領への支持を高めている大きな要因です。
その移民政策が貴兄の支持率を最も失っている要因なのですよ https://t.co/jiHQgFrZ9Z
— 峯村 健司 / Kenji Minemura「台湾有事と日本の危機」(PHP新書)出版 (@kenji_minemura) May 2, 2024
それがまさにバイデンがきらわれ、トランプが再選されそうな原因なのだが。
この調子だと「またトラ」になりそうだな。彼がwokeの偽善を追放してくれるなら、それもいいかもしれない。 https://t.co/vTf8dLp7UP— 池田信夫 (@ikedanob) May 2, 2024
欧米にも別のもっと大きな差別はありますが、それにバイデン大統領はどう答えるのでしょうか。
前も言いましたが、日本は欧米的な肌の色とか宗教をベースにした差別が強いと思いません。むしろ欧米に比べ寛容です。一方で村社会なので同じグループに属していない日本人でも差別を受けることがあります。外国人がたまたまこの部類に入れられる人が多い。 https://t.co/riAKTGtBjR
— Emin Yurumazu (エミンユルマズ) (@yurumazu) May 2, 2024
たしかに日本は現代ですら自国民を差別してきた歴史があります。
移民どころか、就職氷河期世代っていう新卒のタイミングでこけた自国民でさえ無かったことにしようとしてるわけで。 https://t.co/ZHASpkCf5Z
— jo shigeyuki (@joshigeyuki) May 2, 2024
NHKが「日本」だけを強調した見出しをつける方がはるか問題だという指摘も。バイデン大統領は「なぜ中国の経済がひどく失速しているのか。なぜ日本は問題を抱えているのか。なぜロシアもインドもそうなのか。それは彼らが外国人嫌いで移民を望んでいないからだ」と述べています。
これはその通りなので特に異論はないが、むしろNHKが、日本、だけを強調した見出しをつける方が遥かに問題。全く文脈が変わる。
バイデン大統領 “日本は外国人嫌いで移民望まず” 発言と報道 | NHK https://t.co/L1IlLETdxZ
— 渡瀬裕哉 (@yuyawatase) May 2, 2024
CNNですら同盟国である日本を中露と同列に語ったことを問題にしています。
日本は「外国人嫌い」とバイデン氏、同盟国を中ロと同列に語る https://t.co/TB1ut8GgCV
— cnn_co_jp (@cnn_co_jp) May 2, 2024
アメリカと日本の事情がまったく違うということは、移民政策の正当化に躍起になっているバイデン大統領の念頭にはないようです。
多民族国家は、国民を統合する理念を求める。アメリカではポリコレ、EUでは気候変動がその理念だ。
単一民族の日本には、そういう偽善は必要ない。なんでわざわざややこしい問題を作り出すのか。— 池田信夫 (@ikedanob) May 2, 2024