自炊の最大のメリットは「痩せること」

ここ数日、1日3食とも自宅で自炊をする日が何日かあり、気がつくと体重が2キロほど減っていました。

itakayuki/iStock

お酒を飲まない日が数日あったことも原因かもしれませんが、やはり外食と自炊では食事の質が随分異なり、自炊は痩せやすいようです。

外食はどうしてもこってりとした脂質の多い食事になります。それに比べて自炊は油を使う量が少なくなります。

また、自分の食べたい量だけ作るので、外食のように注文しすぎて、無理して食べて食べ過ぎになったりもしません。

最近は自宅で自炊をするときは、お酒を飲まないようにしています。そうなると、さらに内臓負担が軽減されて、体重が減りやすくなるのです。

一旦、自炊に慣れてくると、外食がなんだか少し重く不健康に感じてしまいます。

飲食店で出てくる食事は、インパクトを出すためにどうしても強めの味に仕上げようとします。塩分が多く、油も多くなってしまいがちです。

最近、自分でラーメンを作ってみたら、油をほとんど使わなくても、肉と野菜と鶏がらスープだけでおいしく完成しました(写真)。お店で食べれば物足りない味なのかもしれませんが、自作なら自分で味の調整をして食べることができ、満足度も高いのです。

自炊が健康に良い事がわかっていても、自分では作れない料理もたくさんあります。私が好きなお寿司や焼き鳥は家で作ることは難しく、専門店には絶対勝てません。

また、手の込んだフレンチやイタリアンも、プロに任せた方が満足度は高くなります。たまにはそんなプロが作る本格的な料理を味わってみたいと思うこともあります。

100%に自炊にするのではなく、外食と自炊の良いところをそれぞれ取り入れて、食生活のクオリティーをさらに高めていきたいと思います。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2024年5月20日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。