住宅リフォーム費用が大工の不足などで大幅上昇:こんな日本に誰がした?

持ち家のリフォーム費用が大幅に上昇しています。2020年比で修繕費用が約15%上昇しており、人手不足や材料費の高騰が原因となっています。

今後も費用の増加が見込まれ、計画的な備えが必要です。とくに大工の人数は過去20年で半減しており、労働規制の強化も影響しています。リフォームの需要は高まっていますが、コスト増が続く見込みです。

TATSUSHI TAKADA/iStock

こんな日本に誰がした?という怒りの声が聞こえてきます。

このままでは「金持ち父さん」たちにも頭痛の種にもなりそうです。

マンションより戸建てのほうが床面積当たりの外壁面積は大きいので修繕費は意外とかかります

それでも現場の疲弊は続いています。工賃は高くなっても不具合が増えているようです。

コストだけを追求した結果、人材が払底した瞬間に今までできたことができなくなっています。

デベロッパーのドル箱事業でる再開発すらコスト高で計画の遅れや見直しが行われています。

建設業界は売上増にもかかわらず利益は大幅に圧縮されています。

これから着工する新築物件もコストが全然違ってくるようです。

若い人はみんな大学に行ってデベロッパーになりたがりますが、みんながデベロッパーを目指す社会を作り上げたことへの反省の機運は、まだ生まれていません。