採点・ジャッジ競技は難しいけど、ブレイキンは五輪向きな気がする

子どもの寝かしつけがうまくいったので、少し夜ふかししてパリ五輪のブレイキン(ブレイクダンス)を見ています。

※私もダンサーの端くれですが、ブレイキンは完全な門外漢です

次回の五輪には採用されないとのことですが、これけっこう五輪向きの競技じゃない?と感じています。

ダンスバトルはどの技で○○点という仕組みではなく、ジャッジの主観による多数決で決着がつきます。

なのでジャッジの判断にもっと不満が出るかなあと思ってみていたのですが、会場の盛り上がりと9名のジャッジのバランスもよく、

テクニックと芸術性の双方が評価される点といい、テンポの良さといい、テレビ映えといい、これほど五輪競技にふさわしいものはないなと。

特定国に偏重せずに世界中に広がっている種目ですし、これ正式競技に採用されれば五輪の目玉になるのに勿体ないなーと思いました。

それと対象的に、五輪競技向きではないなと感じたのは、残念ながら東京五輪でトライされた空手。

白黒が付きやすいと思いきや、伝統空手は当たり判定を審判が行う上に、ビデオ判定が導入されるとテンポが悪すぎ&審判の当たり判定が覆りすぎて、五輪競技にはなれないなと率直に思いました。

柔道も今回、かなり審判のジャッジに不満が噴出しましたが、案外と武道・格闘技の方が審判ゲーになるのかもしれませんね。


編集部より:この記事は、参議院議員、音喜多駿氏(東京選挙区、日本維新の会)のブログ2024年8月10日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は音喜多駿ブログをご覧ください。