野田佳彦は保守でない③:蓮舫は野田グループの看板娘

東京都知事選挙の際に蓮舫を担ぎ出したのは、共産党と組んで勝利し、その余勢で共産党との共闘に否定的な泉健太に代えて立憲民主党の代表になろうという陰謀のための布石だと噂されていた。

ところが蓮舫は惨敗したのだが、そんなことはなかったのように、野田が立憲民主党の代表になった。

本人は自分は保守のイメージがあるから中道に支持を広げやすいようなことをいっているが、蓮舫は一貫して野田のマスコットガール的な存在だったのだからおかしな話だ。むしろ、庶民の出を標榜する野田と違って、日台のバナナ貿易利権で財を成した謝家のお嬢さまで、青学に小学校から通っていた蓮舫のほうがよほど内実は保守なのだ。

党内で野田グループといわれる「花斉会」のメンバーは、Wikipediaによれば、藤村修、長浜博行、武正公一、伴野豊、奥野総一郎、手塚仁雄、谷田川元、森山浩行、鎌田さゆり、伊藤俊輔、本庄知史、小西洋之とある。

もともと、民進党の党首選挙に野田佳彦の派閥から支持されて、蓮舫は出馬できたわけである。そのときに、国籍問題などを身体検査して検証しなかったこともいただけないが、たとえ、そのときに知らなかったとしても、選挙戦の途中で判明していたのだから、立候補を辞退させるべきだった。

しかも、当選後には野田佳彦は幹事長となって、嘘を小出しに告白する蓮舫を支え続けたのである。

さらにその後も、参議院議員として支え続け馬鹿げた質疑をさせた。ちなみに、国会のクイズ王小西洋行も野田の手下である。

さらに、東京都連はやはり花斉会の手塚仁雄が恣意的な運営を続け、都知事選挙では上記のような経緯から蓮舫が出馬し、野田は共産党の志位和夫と並んでマイクを握った。

自衛隊員の子であるかあ愛国者だと誤解されがちだが、いったいこうした蓮舫を回る経過だけを見ても、どこが愛国者といえるのだろうか。

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