”エルズワース・ケリー 形と色 1949-2015”展、フォンダシオン・ルイ・ヴィトン。
ケリー作品をじっくり見るの、初めて。タイトル通り、形も色も、すばらしい〜!
とってもカルダー感じる、と思ったら、二人はパリで仲良しだったそう。
圧巻は、ジヴェルニーのモネの池を訪ねてインスピレーション受けた、この展覧会の中ではちょっと異色の作品。あらゆる緑の色彩の重ね方が本当にあの池のようで、見入っちゃう。
普段はコンサート会場になっているエリアも、この企画展では珍しく利用。外光に満ち溢れた天井高いスペースに、ケリーの色彩が360度から押し寄せてくる。気持ちいなぁ。
昔ここで、藤田真央くん聴いてファンになった。ピアノの位置あたりに立って、あの夜の演奏会を思い出す。ここ、素晴らしい空間なので、もっと企画展でも使えばいいのにね。
期待以上の素敵な展覧会にニッコニコ。さあ、上に上がって、同時開催してるマティスの色と形を見よう。
編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々5」2024年7月6日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々5」をご覧ください。