厳しい選挙を乗り越えて、再び国政の最前線へ

先の衆議院選挙では、国民の厳しい審判が下り、与党は歴史的大敗を喫し過半数を割り込むこととなりました。私自身も、東京30区での初めての戦いに敗れ小選挙区の議席をお預かりすることができませんでした。

そのような中にあっても、選挙戦を支えてくださったスタッフやボランティアの皆さん、私に一票を投じてくださった91,798人の有権者の皆さまに深く感謝申し上げます。

小選挙区で捲土重来を期す

「負けに不思議な負けなし」という言葉があるように、私自身の日常活動や選挙戦の進め方などに反省すべき点が多々あったことを認識しております。

今回の結果を糧に、次期衆院選においては文字通りリベンジを果たすべく、地域活動に一層邁進する所存です。

自民党への信頼回復が第一

その大前提は、何といっても、政治、就中自由民主党に対する国民の信頼を回復することです。特別国会の最中に石破総理が野党各党と合意したように(また、私自身が選挙中に皆さまに公約したように)、①政策活動費の廃止、②旧文通費の全面公開・余剰金返還、③第三者機関の設置は、今年中に決着をつけてまいります。

総理補佐官として日本の国益を守り抜く

その上で、私は、国家安全保障担当の総理大臣補佐官に再任されましたので、石破政権における外交・安全保障政策の立案と遂行に全力を傾けてまいります。

最初の課題は、アメリカ大統領選挙によって誕生したトランプ次期政権の外交・安全保障チームとの意思疎通を図ることです。

その準備のために、今月中にワシントンに飛び、政府や議会、次期政権の要路と意見交換をしてまいります。

補佐官就任の写真
石破総理と林官房長官と

議員外交にも全力で邁進

また、この度の衆院選の結果を受けて、議員連盟の人事にも変動がありました。

私は、林幹雄前会長から日モンゴル友好議員連盟の会長職を引き継ぐとともに、菅義偉会長の下で日韓議員連盟の幹事長に就任することとなりました。

いずれも、日本にとり戦略的に重要な隣国です。これまで務めてきた米国や台湾、豪州などの議連役員とはもちろんのこと、新たな議連役員とともに、我が国の議員外交の中核を担ってまいります。

更なる経済支援でデフレ脱却へ

最後に、年末の臨時国会における重要案件として、大型の経済対策があります。

物価高に負けない賃上げの流れを加速することは勿論ですが、光熱水費を中心とする財政支援とともに、働きたきたくても働けない高齢世帯や、働いても働いても困窮状態から抜け出せない「ひとり親家庭」などに対する定額給付金の支給を、与野党合意で実現させねばなりません。

その上で、AIや半導体、GXなど日本経済をけん引する、未来への技術革新投資も拡大してまいります。

「産業、地域経済、家計」の三位一体で経済の好循環を

このように、「産業界、(中小小規模事業者が支える)地域経済、家計」が三位一体となって日本経済を成長させる好循環をつくり出すために、政府与党の一員として全力を尽くしてまいります。

併せて、地元の府中市、多摩市、稲城市が抱える地域の課題にも積極的に取り組んでまいります。

引き続き、8期目の国政に邁進してまいりますので、皆さまのご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。


編集部より:この記事は、衆議院議員の長島昭久氏(自由民主党、東京18区)のオフィシャルブログ 2024年11月14日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は衆議院議員 長島昭久 Official Blog『翔ぶが如く』をご覧ください。