韓国の高位公職者犯罪捜査庁の捜査官が、内乱容疑で捜査されている尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領の逮捕状を執行するために大統領公邸に進入しました。
尹大統領の逮捕は秒読みの段階に入っており、現職大統領の逮捕が実現すれば韓国の歴史上はじめてとなります。
尹大統領の逮捕状執行へ、捜査官ら公邸の敷地内に進入…阻止する警護部隊と対峙かhttps://t.co/V1m7JcZ6ke#国際
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) January 3, 2025
逮捕状の執行を行い捜査官らは官邸内で「軍部隊」と対峙したと報道されており、緊迫した情勢となっています。
ニュース1の速報から。官邸内に進入した捜査官らは首都防衛司令部傘下の「55警備団」と推定される「軍部隊」と対峙していると報道されていたが、その阻止線を先ほど突破したとのこと。このまま最悪の事態である「流血事態」を避け、尹錫悦大統領を無事に逮捕できるといいが、https://t.co/FnXfMVQUWL
— Koki Ito 高麗大学・政治外交学科 (@_imyour_koki) January 3, 2025
公邸周辺も最悪の事態を想定してバリケードが設置されている模様です。
尹大統領の公邸前です。
マスコミ各社が集まっていますが、少し減りました。
警察はバスで入口を塞いで、支持者らが近づけないようにしています。 pic.twitter.com/RgNoPhHHA6— 太田成美 OTA Narumi (@otanarumi_asa) January 2, 2025
尹大統領は警察などから出頭を求められていましたが、三度にわたり要請を拒否しました。このことから、捜査当局は強制的な形での逮捕を余儀なくされました。
尹大統領 拘束令状の執行控え「最後まで戦う」=衝突懸念 https://t.co/POf0TSWEsB
— yonhapnews (@yonhapjp) January 2, 2025
尹大統領の弁護団は今回の逮捕状執行に法的根拠が無いとしており、支持者も「司法の暴走」を危惧している状況です。尹大統領の逮捕後も、戒厳令の公布に端を発した韓国国内の混乱はまだまだ続きそうです。
捜索令状に「刑事訴訟法第110条と111条の適用は例外」と明記した判事に尹大統領の弁護団反発「何ら法的根拠なし」
12月31日に裁判所が発布した漢南洞の大統領官邸に対する捜索令状に、「刑事訴訟法第110条と第111条の適用は例外とする」という内容が含まれて…https://t.co/gvh7Lf2JDK pic.twitter.com/KomMb5dxmh
— 朝鮮日報日本語版 (@chosunonline) January 2, 2025