バイデン大統領が「米国の国家安全保障を損なう恐れのある行動を取るかもしれない」という理由から日本製鉄によるUSスチール買収の禁止を発表しました。
日本製鉄は米国政府を提訴する意向を示しています。
【日経特報】日本製鉄、米政府を提訴へ USスチール買収阻止受けhttps://t.co/XR5Cjmdrf2
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) January 3, 2025
日本製鉄は米国の安全保障を脅かすと示唆していますが、具体例が全く提示されませんでした。
お願いだから、どんな証拠があったのか、見せてくれ。
Order Regarding the Proposed Acquisition of United States Steel Corporation by Nippon Steel Corporation https://t.co/qOzrfuC7yG @whitehouseより pic.twitter.com/H5fYE4dsmH
— Kazuto Suzuki (@KS_1013) January 3, 2025
もはや日本製鉄としては、最高裁の良識と、トランプ氏の変節に期待するしかないのでしょうか?
日本製鉄VS合衆国事件判決とかになって、議会は国防生産法において大統領に外国による企業買収阻止までは授権していないとか判示して歴史に名を残して欲しい https://t.co/Rhj3QoJOUA
— 休息と休憩と休暇が必要な枢密院勅令 (@order1914) January 3, 2025
USスチールについては共同通信にコメント。安保上の懸念は建前、激戦州・鉄鋼・選挙が重なりそもそも難しかった、民主党が負けたため次の選挙を考えて承認できなくなった、日鉄は提訴すべきだが最高裁で負けるかも。以上コメントしたが、その後トランプ陣営が承認に向けて動き始める可能性が出てきた。
— Tetsuo Kotani/小谷哲男 (@tetsuo_kotani) January 3, 2025
武藤大臣は怒りのコメントを発表しています。
【速報】武藤経産相は、バイデン米大統領による日本製鉄のUSスチール買収阻止について、国家安全保障上の懸念を理由とした判断は理解しがたく、残念だとコメントした https://t.co/RMMjZoJBwL
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) January 3, 2025
バイデン政権の決定は日米の安全保障協力に水を差す可能性があり、今後米国への直接投資の意欲が削がれてしまうことが懸念されます。
"CFIUS is supposed to be narrowly focused on national security risks, not broad economic competitiveness or national prestige concerns"
The US Steel deal is a test of friendshoring—and the US is failinghttps://t.co/2PrxQHYJJO
— Ken Moriyasu (@kenmoriyasu) January 9, 2024
「CFIUSは、経済競争力や国家の威信に関する懸念ではなく、国家安全保障上のリスクに焦点を絞るべきである」
USスチールとの取引はフレンドショアリングの試金石であり、米国は失敗している
どうして米国の最大の同盟国である日本の企業が安全保障上の脅威となるかは理解できませんが、バイデン氏は日本を中国と間違えたのかもしれません。
バイデン政権は日本製鉄による買収阻止を発表する声明を出しましたが、「表題」では中国企業の案件について言及していました。
日本と中国はバイデン政権内部で同じものだと思われているのでしょうか?
それとも、日中を混合するほどバイデン政権の老化が進行しているのでしょうか?
コピペとはいえ間違って許されない問題。同盟国との連携をうたってきたバイデン政権の欺瞞が露呈しました。https://t.co/VLHP7hnLO8
— 峯村 健司 / Kenji Minemura「あぶない中国共産党」(小学館新書)重版御礼! (@kenji_minemura) January 4, 2025
日本製鉄によるUSスチール買収阻止、米政府が発表文に中国系企業名を誤記…過去の命令と取り違えhttps://t.co/g23nnVt2Ow#経済
— 読売新聞オンライン (@Yomiuri_Online) January 4, 2025