トランプ勝利で流れは変わり始めている

きょうはトランプが大統領選挙に大勝してから流れが一気に変わり始めた米国の記事から。

【トランスジェンダーの参加禁止 学校の女子競技、米下院で可決】

【ワシントン共同】米下院は14日、男性として生まれ女性を自認するトランスジェンダーの生徒が、学校の女子競技に参加することを禁じる法案を賛成多数で可決した。連邦政府の資金援助を受ける大学など教育機関での競技が対象。下院で過半数を握る共和党が主導した。米メディアによると、上院(定数100)での可決には60票が必要で、通過は見通せない。

20日に就任する共和党のトランプ次期大統領は、トランスジェンダー当事者の女子競技参加を禁止するとたびたび表明。法案が上院を通過しなくても、大統領令に署名して実行に移す考えを示している。

下院(定数435)の採決結果は賛成218、反対206だった。
(2025/1/15 共同通信)

昨年はトランスジェンダーが協議に参加してその体力差を使って女性選手達に勝って賞を取っていく不公平に抗議をした女性が逆に集中攻撃をされて排除されるなんてことが普通に起きていました。

トランプ氏インスタグラムより

昨年はカリフォルニア州のサンノゼ州立大学の女子バレーチームにトランス選手が加入し問題となりました。

生物学的には男性であることを大学側はチームメイトに伏せていて他の女性選手達は更衣室も宿泊場所も一緒にさせられていたようです。

生物学的男がトランスを主張して女子競技に入る事で

  • 他の女子選手を圧倒することで奨学金枠を持っていく
  • 体力的に男であるため女子相手には圧倒的に有利

というメリットを享受できます。そして生物学的男の自称トランスによってがんばっている女性の奨学金などの枠も持って行かれてしまうのですから不満が出ないはずがありません。

特にこのサンノゼ州立大学の女子バレーチームの件ではコーチの1人がこのトランス選手を優遇するのはタイトル9に抵触してるんじゃないか?と訴えたところ(Title Ⅸ:米国における公的高等教育機関の教育プログラムや活動等での性差別の禁止について定めた教育改正法第9編の通称)逆に解雇されるという事態になりました。

これで女子バレーチームの選手達は危機感を強めてしまい、このトランス選手以外の選手が一斉に離脱を選択しています。

https://sports.yahoo.com/san-jose-state-transgender-controversy-7-womens-volleyball-players-reportedly-enter-transfer-portal-after-turbulent-season-181847870.html
(2024/12/21 Yahoo!)

米国民主党が意識高い系で多様性だのと言って生物学的な分類を無視して多様性を否定する特定の価値観の強制を主導する側に乗っかってきたと言っていいでしょう。

しかしながらあまりにやり過ぎたという事情もあるのでしょう。

米国では明らかに流れが変わってきていると思います。

生物学的に男ならば男性の競技に出るのが筋で体力差を悪用して女子選手達に混ざり込んで勝とうとするべきではありません。

ですがバイデン政権下では女子を自称しとけば生物学的男性が体力的劣る女性達を相手に無双できるようにしてきました。

異論を唱えれば攻撃され、時に仕事を失うのですから相当な不満が溜まっているであろうことは容易に想像が付きます。

トランプ政権が発足すれば、バイデン政権下でやり過ぎた分の反動も含めて修正しようとする流れができるかもしれません。


編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年1月15日のエントリーより転載させていただきました。