私が住んでいる晴海フラッグでは今週エレベーターに民泊禁止の張り紙が掲示されました(写真)。どうやら、規則上禁止されている宿泊施設としての貸出しを一部の住人に通報されたようです。
日本語だけではなく英語そして中国語の併記もされています。しかも警察への通報も辞さないとしていることから、管理組合の本気度がわかります。
これに限らず、このマンションには多くの張り紙が掲示されています。
ロビーにある掲示板を見ると、ベランダでタバコを吸うな、近隣の部屋に騒音で迷惑をかけるな、駐車場に違法駐車をするな、などと多数の注意書きが掲載されています。
ルールやマナーをわきまえない「困った人」が多いようです。
確かに、私が住んでいるフロアにも、玄関先の共用部分の廊下に靴箱や段ボールなどを長期間放置している部屋がありました。半年ほど管理組合から張り紙で警告を受け、ようやく最近撤収されました。
また、ゴミ捨て場に粗大ゴミを放置したり、きちんと分別をしないで出す人もいるようで、こちらも張り紙で警告されています。
さらに管理規約のようなルールではありませんが、廊下で大声で怒鳴り合うように喋っている人たちや、エレベーターから降りようとする前にいきなり乗り込んでくる人など、マナーをわきまえない人が多いのも事実です。
張り紙の数が多いということは、ルールを守らない困った人がいることを示します。
以前住んでいた溜池山王のマンションでは住人に対してのこのような掲示がほとんどありませんでした。
オフィスとして利用している住戸も多く、住人の数が少なかったからかもしれませんが、それだけが理由とも思えません。
ルールを守り、マナーを尊重する真っ当な人しかいなければ、張り紙は必要ありません。張り紙の数は晴海フラッグ民の「民度」を示しているのです。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年1月26日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。