フジテレビ二度目の会見は大荒れ:嘉納会長と港社長が辞任も日枝氏は姿見せず

フジテレビは27日、中居正広氏の女性トラブルに関する問題について記者会見を行いました。前回の会見で禁止されていた映像撮影が許可され、記者クラブ非加盟のメディアや記者の出席も認められました。

今回の会見には、フジ・メディア・ホールディングスおよびフジテレビジョンの代表取締役会長である嘉納修治氏、フジテレビ取締役副会長の遠藤龍之介氏、港浩一社長、フジ・メディア・ホールディングス代表取締役社長の金光修氏の4名が出席しました。フジテレビ取締役相談役の日枝久氏は欠席し、1月28日付で専務取締役から社長に昇格する清水賢治氏が参加しました。

会見のようす NHKより

この会見で、フジ・メディア・ホールディングスは嘉納修治会長と港浩一社長の辞任を発表し、清水賢治専務取締役をフジテレビの新社長に選任することを決定したことを発表しました。

記者の質問では、一部報道で被害女性から相談を受けたとされる人物について追及が行われましたが、プライバシー保護の観点から司会者により制止されました。その後も記者が質問を続けましたが再び制止され「質問できないじゃないか!」と声を荒げる場面がありました。

フリーの記者に苦言を呈する声も。

ただし核心に迫る質疑もあったようです。

この会見に「なぜ日枝相談役が出席していないのか」といった批判的な意見も見られます。フジテレビの問題処理の方法への批判や、日枝相談役に責任を取らせるべきといった指摘が見られます。

日枝相談役も会社には来ていたようです。

 

このままでは批判の矛先はスポンサー企業にも向けられてしまいます。

「このようなくだらないことでしか盛り上がれない日本」という嘆きの声も聞こえてきますが、フジテレビの問題は日本停滞の原因のひとつかもしれません。