週刊文春が昨年12月25日に中居正広9,000万円SEXスキャンダルの全貌X子さんは取材に「今でも許せない」とという見出しを付けた記事を配信しました。
1月8日発売号にも続編を掲載。
その後のフジテレビの対応の悪さからフジテレビが大炎上しました。結果としてフジテレビがCMのほとんどを失う大損害となっています。
今回、文春が記事の重要な部分を修正してきました。
【文春フジ誤報問題「しれっと上書き」「有料で追記」「会見後に謝罪」22日間訂正せず】
元タレントの中居正広さん(52)と女性とのトラブルをめぐり、週刊文春が28日、フジテレビ編成幹部の関与について事実関係を訂正した。「中居さん問題」から「フジテレビ問題」へと発展したトラブルの核心部分にもかかわらず、文春側はこの情報を年明け早々につかみながら明確に訂正していなかった。弁護士の橋下徹氏が「しれっと上書き」と指摘した部分はどのように書き換えられていたのか、検証した。
昨年12月26日発売の文春の初報(1月2・9日合併号)ではトラブル発生当日の会食について「フジ編成幹部A氏に誘われた」とし、それを前提とした内容の記事になっていた。
端緒となったのは12月19日発売の女性セブン1月2・9日合併号。「中居正広 巨額解決金 乗り越えた女性深刻トラブル」と題した記事で、「関係者の話」として「トラブルにはA氏が関与しているとされ」るとした上で、トラブルの発端は「A氏が中居(さん)に声をかけた飲み会だった」「当初は、中居さんとA氏、A氏が呼んだ芸能関係の女性の3人で会食する予定だったが、急にA氏が行けなくなったと言い出した」と伝えていた。
この報道を追いかける形となった文春の初報には、「女性の知人の話」として、「あの日、X子(女性)は中居さん、A氏を含めた大人数で食事をしようと誘われていました。(中略)彼女は『Aさんに言われたからには断れないよね』と、参加することにしたのです」と紹介。
さらに、女性セブンよりも踏み込む形で、「なぜなら、X子さんにとってA氏は仕事上の決定権を握る、いわば上位の立場にあった」と上下関係を記載。「『A氏に仕組まれた』と感じた彼女」など、A氏が主導したことを前提とした記述が続いていた。
記事では、A氏に直撃取材し「女性を誘ったか」という質問に対し、A氏は「いえいえ。全然」との回答も記していた。
ところが、今年1月8日発売の週刊文春1月16日号では、「女性の知人談」として「あの日、X子さんは中居さんからA氏を含めた大人数で食事をしようと誘われていました」と食事会に誘導したのは中居さんであると明記。さらに、女性自身の言葉として「Aさんがセッティングしている会の〝延長〟だったことは間違いありません」とした。
今月27日に配信された文春電子版のフジテレビ問題をテーマにしたインタビュー記事で橋下氏が「前提が変わっていました」「しれっと誤りを上書きしていたのです」とし、「読者に対して不誠実」と批判したのはこの部分とみられる。
~中略~
週刊文春はその後、16日に発売された1月23日号で「全容を知る」とされる「女性の知人」の話として「中居さんから『みんなで鍋パーティをやろう』と誘われました」と、誘ったのは中居さんであると改めて明記したが、当初の「Aさんに言われたからには断れない」「『A氏に仕組まれた』と感じた彼女」などの証言についての訂正はなかった。
すでに「フジ社員の関与」情報の独り歩きは止まらず、文春側が「X子さんは中居に誘われた」とする「追記」がネットで配信されたのはフジテレビが夕方からフルオープンの記者会見を開いた1月27日の午前。しかもこの記事は有料ページに掲載されていたため、会見に出席した記者らが一連の経緯を把握しないまま質問する事態となった。文春が電子版の無料で見られるページに「訂正」を掲載し、謝罪したのは28日だった。
週刊文春の竹田聖編集長は産経新聞の取材に対し、「第2報以降を読んでいる方には分かってもらえているが、第1報だけを読んだ人は勘違いしてしまうということで訂正を追記した」と話した。紙媒体の誌面にも、「何らかの形で掲載することになる」としている。
(2025/1/29 産経新聞)
文春側がwebにも出した言い訳が以下。
中居正広・フジテレビ問題について
昨年12月26日発売号では、事件当日の会食について「X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた」としていました。しかし、その後の取材により「X子さんは中居氏に誘われた」「A氏がセッティングしている会の”延長”と認識していた」ということが判明したため、1月8日発売号以降は、その後の取材成果を踏まえた内容を報じています。
12月26日発売号に掲載された記事は現在でも「週刊文春 電子版」で読むことができますが、お詫びした上で、修正を追記しています。
これまで報じたように、事件直前A氏はX子さんを中居氏宅でのバーベキューに連れて行くなどしています。またX子さんも小誌の取材に対して、「(事件は)Aさんがセッティングしている会の“延長”だったことは間違いありません」と証言しています。以上の経緯からA氏が件のトラブルに関与した事実は変わらないと考えています。
「X子さんはフジのAに誘われた」
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「X子さんは中居氏に誘われた。X子さんもフジのAがセッティングしている会の延長と思っていた」
X子さんが「Aさんがセッティングしてた会の延長だったことは間違いない」と言っているからAが件のトラブルに関与した事実は変わらないと考えている。
週刊文春が記事をしれっと修正して誤魔化そうとしていたもののSNSであっという間に拡散されたため、後付けで文春が記事の修正を行った事を認めた形です。
12月26日に文春が記事を出す
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1月6日 文春は記事の内容とどうも違うと気付き始めていた
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会見の不手際からフジテレビが大炎上
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1月1x日 文春は橋下へ謝罪申し入れをしていたが表では訂正せず
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1月27日にフジテレビが再度の記者会見を開く
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1月28日 文春は記事をこっそり修正するもすぐにバレて訂正したことを明らかにする
なお、1月27日のフジの会見には文春は出ていません。自分達の誤報が指摘されるリスクを回避することが目的だったのだろうと思います。
フジテレビの対応の不手際があったにせよ、文春の記事によって火が付いた話です。
しかもフジテレビのAではなく中居の計画的犯行で中居の個人的責任が非常に大きくなる内容です。
一連の対応の不手際が爆発炎上の一番の原因と言えますが、今回の週刊文春の誤報によってフジテレビは甚大な被害を受けていると言っていいでしょう。
フジテレビは自社が受けた数百億にはなるであろう被害について文春に対して賠償請求訴訟を起こせば多少は回収できるのではないでしょうか?
むしろフジテレビは是非とも文春に被害を補填させる動きを取るべきです。
文春が訂正をしたと言っても訂正をした内容が本当に適切なものであるかは別問題です。
「ほぼ中居の個人的責任」という話にしようとして文春側とフジテレビの一部が裏で取引をしていたみたいな話が仮にあったとすれば、フジテレビは文春に対して賠償を求めたりしないでしょう。
大誤報の被害者なのですから、それなりに被害を補填してもらうのが筋です。ブログ主が株主なら間違いなくフジテレビにそのようにやれと要求するでしょう。
文春はこれまでも全く裏が取れていないとか客観的証拠0とか、下手すると一部の極左政治勢力と連んでスクープを作って来ました。
ですが、自分達のデタラメな報道がバレたところでほとんど賠償はしません。
日本の司法は名誉毀損が認められても少額しか賠償をさせません。このことから文春のスクープ文春としては裁判でまけてちょっと賠償を払うよりも、スクープとして注目を集めてサブスク会員を増やすなどして得る収入の方が大きいので、作り話だとバレようとあまり痛くないのです。
文春の誤報に対して是非ともフジと文春で潰し合ってもらいたものです。
ちなみに誤報でフジテレビに大損失を負わせた文春はぜんっぜん懲りてくて昨日29日にこんな記事を出しました。
【中居正広“愚行と引退”をSMAPか゛知った瞬間 「暴力は振るってないの?」電話に中居は…《総力取材 “フジテレヒ゛の断末魔”》】
フジテレビの記者会見から逃げておいてさらにこんな記事を出してくる
これはマジでフジテレビは文春に賠償請求をしたほうがいいと思います。
今回の文春の訂正記事にすぐ便乗する形なのか朝日新聞系列のアエラがこんな記事を出しています。
【フジ会見でも明かされなかった「中居正広の闇」を語っていたタレント9人 かつてはSMAPメンバーも“苦言”】(2025/1/28 アエラ)
穿った見方をしてしまうと「中居正広を悪役にして全部おっかぶせてしまおう」そういうところに狙いがあるんじゃなかろうかと思ってしまいます。
フジテレビが文春を放置するようならやはり中居に全部おっかぶせようというストーリーで打ち合わせしてたんじゃないか?
と、なにをやるにも談合が基本の記者クラブメディアどもにどうしても疑いの目を向けてしまいます。
編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年1月30日のエントリーより転載させていただきました。