江藤拓農林水産大臣は、コメ価格の高騰が続いていることを受け、政府の備蓄米を可能な限り早急に放出する考えを示しました。新米が出ても価格は下がらず、12月のコメ価格は過去最高を記録しましたが、それでも農水省は備蓄米の放出を否定し続けてきました。とうとう価格が1000円/kgという異常な事態となり、農水省への批判が殺到しています。
スーパーのコメが「5キロで5000円」の異常事態に…「新米が出回ればコメ問題は解決」と繰り返してきた「農水省」に批判殺到https://t.co/3pbPmZCMrz#デイリー新潮
— デイリー新潮 (@dailyshincho) February 9, 2025
しかし、江藤農水相は、コメ価格の高騰を一時的と判断した当時の農水省の対応について「無理もない」と擁護したり、立憲民主党の徳永エリ「米は高騰してない。消費者は理解して」といった答弁に対しても、大きな批判が起きています。
>スーパーのコメが「5キロで5000円」の異常事態に…「新米が出回ればコメ問題は解決」と繰り返してきた「農水省」に批判殺到
東京は5kg5000円もするんだ…😱
金沢は去年の5月までは10kg3000円で
今や10kg6500円。食料費が2倍以上に高騰て戦時中か、内戦起きてるのかな?pic.twitter.com/r0TDG7PtiD
— Mr.Q (@Qch) February 9, 2025
スーパーのコメが「5キロで5000円」の異常事態に…「新米が出回ればコメ問題は解決」と繰り返してきた「農水省」に批判殺到
そりゃ無能過ぎて批判殺到するわ
トランプ大統領なら即解体やな増税の時は頼んでもいないのにマッハで動くくせに国民の為になることは亀よりも遅い、、ふざけんな💢 pic.twitter.com/gvGZ1MeIJR
— トニー🦄! (@tonymainaka) February 9, 2025
コメ問題で農水省に批判殺到してるらしいけど「米は高騰してない 全然安いから消費者の皆さんに理解して頂く」と庶民感覚からかけ離れた発言を呑気にしていた徳永エリの存在も忘れてはいけない。ほんと立憲民主党は国民の敵💥
スーパーのコメが「5キロで5000円」の異常事態に pic.twitter.com/8VMH7xYSUk
— あーぁ (@sxzBST) February 9, 2025
2月3日の衆院予算委員会では、立憲民主党の神谷裕議員が「コメ高騰の原因は農水省の対応の遅れではないか」と指摘され、江藤農水相も「大いに反省すべき点がある」と認めました。しかし、いくら反省を示しても、実際に価格が下がらなければ消費者にとって意味がありません。
農相、米価高騰「大いに反省」 - 対策遅れの指摘に、衆院予算委https://t.co/OcLaqtqFGS
— 共同通信公式 (@kyodo_official) February 3, 2025
![](https://agora-web.jp/cms/wp-content/uploads/2025/02/e9eb4817620da6032aa81fa38741b1aa.jpg)
農林水産省 Wikipediaより
農家関係者によると、コメ価格が上昇しても収入に反映されず、「誰も儲かっていない」との声が広がっています。また、収穫量が増えたにもかかわらず、12月の集荷量が前年より20万トン少ないことが判明し、「消えたコメ問題」が浮上しました。農水省は集荷業者が流通を制限している可能性を指摘しています。
「消えたコメ」茶わん26億杯分 在庫分散、国も把握できずhttps://t.co/4zR0Xd1fKJ
ネット直販や縁故米、買い負けも――。今回の「コメ騒動」では、調査対象外の中小事業者や外食などが少しずつ在庫を抱え、状況把握に苦労しています。 pic.twitter.com/G8pYpmYg5c
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) January 31, 2025
しかし、価格の高騰は猛暑やインバウンド需要が直接の原因ではなく、むしろJA農協と農水省の政策による影響が大きいと指摘されています。
農業歴50年、82歳の米作りの達人がJAのことを暴露。こんなことしてても今回のコメ高騰してるの?無能過ぎない?
>スーパーのコメが「5キロで5000円」の異常事態に…「新米が出回ればコメ問題は解決」と繰り返してきた「農水省」に批判殺到pic.twitter.com/ncPeqSECBE
— ゴースト (@spellzaki) February 9, 2025
コメの価格が高騰し続けているにもかかわらず、農林水産省は適切な対策を講じていません。その背景には、JA農協や農水省の既存の政策が影響していると考えられます。
米の相対価格(JA→卸売業者)は6割上がってるのに概算金(農家→JA)は3割しか上がってないって理解でいいのかなこれ pic.twitter.com/FMxysbjGWF
— ののわ (@nonowa_keizai) November 23, 2024
日本では長年にわたり減反政策が推進され、コメの生産量が抑制されてきました。減反政策の本質的な目的は価格維持であり、農家が生産を増やせば補助金が削減される仕組みになっています。そのため、JA農協や農水省はコメの供給量を制限することで市場価格を高く維持しようとする傾向があります。
だからコメの値段が下がらない、下げるつもりもない…JA農協のために備蓄米を利用する農水省の呆れた実態 | 山下 一仁 | キヤノングローバル戦略研究所 https://t.co/AVbIiP71nY
— キヤノングローバル戦略研究所 (@canonigs) February 10, 2025
米は飼料用や他作物への転作に対して補助金を出して、主食用米の供給を減らして価格を上げている。この仕組みがなければ供給はもっと多くなり価格は下がって、消費者と納税者が得する。 https://t.co/J9e4hMN2WK
— 戯画兎 (@giga_frog) January 15, 2025
日本のコメ価格が高騰し続ける背景には、単なる天候や市場の動向だけでなく、JA農協と農水省の構造的な問題が影響しています。減反政策の廃止やコメの輸出促進、農業の生産性向上など、根本的な改革が必要とされています。
今年も減反政策計画書作成が来た。お米足りないって言うてるのにほんとにいいの? pic.twitter.com/g2lbq0SuFv
— 1町2反稲作 (@yoshikihira) February 6, 2025
農水省の対応の遅れが価格高騰と混乱を招いた可能性は小さくなく、備蓄米の放出も遅きに失しました。現在5キロ4,500円以上のコメが元の価格に戻るのかは不透明です。今後もコメの価格は高止まりし、消費者の負担が増え続けることになる可能性が高まっています。
農水省こそ文字通り解体すべきだ。予算が2.3兆円もつくのに仕事がないから、有機農業とか有害な仕事を始める。地方農政局まで全員解雇しても、誰も困らない。 https://t.co/GNdwBuIlVz
— 池田信夫 (@ikedanob) February 10, 2025
強力な輸入制限をしつつ国内では生産制限(減反)、不作になると簡単に高騰という茶番
日本の稲作は農業ではなく園芸https://t.co/12oiJAFNgg https://t.co/mAtIjFRhH3— Spica (@CasseCool) February 9, 2025