富士通は2025年度から、新卒採用の一律の処遇や採用時期を廃止し、通年で職務や専門性に応じた採用を行う方針を発表しました。新卒と中途の区別をなくし、「ジョブ型」人事制度を定着させる狙いです。
富士通、新卒一括採用を廃止 職務・専門に応じ通年募集https://t.co/MZg9ByuIjB
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) March 7, 2025

富士通HPより
むしろこれまで専門性のある人材を通年で募集してこなかったことに驚きの声も。
むしろ
専門性のある人通年募集
みたいなのしてなかったんだ…— ニートマン (@KentaNoworks) March 7, 2025
『富士通、新卒一括採用を廃止 職務・専門に応じ通年募集』
・大半の新卒は年収550~700万円程度
・高度な専門人材は年収1000万円程度総合職として一括採用して総務も技術も同じ給与テーブルってのに無理があることをやっと認めたか。
これが一般化すると文系は死ぬな。 https://t.co/XzUyoU5Si0
— Henry (@HighWiz) March 7, 2025
同社は「変化の激しい環境に対応し、適材適所を実現するため」と説明していますが、「無駄な業務を削減できた」ことが、新卒一括採用の廃止につながったという指摘も見られます。
富士通の公式の発表の方がわかりやすい。数年かけて改革していて「無駄な仕事減らせた」から新卒一括採用も廃止できたって感じなのかな。
>…— 佐野創太 (@taishokugaku) March 7, 2025
2024年にはジョブ型の適用範囲を拡大し、2026年4月以降の新卒入社者にも適用。給与の上限はないものの、新卒の年収は約550万~700万円、高度な専門性を持つ人材は約1000万円になる可能性があります。
【衝撃】富士通、新卒一括採用廃止
新卒、中途の区分をやめるらしい。その結果、新卒1年目でも年収550万円〜700万円、高度な専門性があれば、なんと年収1000万円も。ただこれ、新卒時点で中途並みの即戦力を求められるってことだよね。もう優秀じゃなければ人は採らないってことなのか。 pic.twitter.com/zXMLB4nCcN
— お侍さん (@ZanEngineer) March 7, 2025
これからの時代、これが一般的になりそう…
新卒を一括で青田買いしてもその年その年で必要な人数、職種、求める人材が変わってくるしね
それにAIによる業務の効率化が今以上に進めば社員を腐らせることになるし— にゅう@ (@zfdRV1AOWv15273) March 7, 2025
ただし、2024年10月時点のデータをもとにドル換算で比較したところ、日本の平均年収は3万40ドル(約440万円)で、世界31位となり、円ベースで見ても、前年と比べて日本のITエンジニアの平均年収は7.9%減少しているそうです。
日本のITエンジニア給与、世界31位に後退 民間調べhttps://t.co/Tq0g4eIcsI
3万40ドル(約440万円)と16.7%減。円安が続き、2023年の26位から後退しました。ただ円ベースでみても7.9%減と減少傾向。首位のスイスは10万ドル台でした。
— 日本経済新聞 電子版(日経電子版) (@nikkei) March 8, 2025
90年前後に青田買いまでされて入社した世代はダブついています。現下の大量採用は大丈夫なのでしょうか。
バブル時代に青田買いされて入社した大学生に対する厚遇が凄かったけど、
この時期に入社した社員がリストラ要員となり、新卒一括採用が廃止される時代になったのは隔世の感がある
【富士通「新卒一括採用」廃止へ】
— 激バズ3rd (@gekibnews) March 7, 2025
富士通は、人事制度に関して常に最先端の取り組みが報道されていますが、実際の運用状況はどのようになっていくのか注目が集まります。
人事制度だけはいつも最先端の報道がなされる富士通。実態は?
富士通、新卒一括採用を廃止 職務・専門に応じ通年募集 – 日本経済新聞 https://t.co/Z1T5ydX4eH
— のとみい (@noto_mii) March 7, 2025