熱海の楽しさと物足りなさ

Moarave/iStock

熱海の温泉に出かけてきました。熱海は東京から新幹線で40分ほど。たくさんの温泉宿もあり、気軽に行けるのが魅力です。

いつものパターンは、駅ビルのラスカの3階にある海鮮居酒屋「伊豆太郎」にお昼から出かけ、生しらすなどの鮮魚を食べながら静岡の銘酒磯自慢を楽しむ昼呑みです。

観光地にもかかわらず、東京よりもおいしいお料理がとてもリーズナブルに味わえ、会計を気にせず好きなものを好きなだけ食べられるのが楽しいのです。

また東京ではあまり見かけないような珍しい魚介類があって、注文してみるのも楽しいものです。

その後は午後から宿泊先に移動して、露天風呂に入りながらのんびり過ごすのが最高です。

今回は、旅館ではなく駅に近いパールスターホテルに宿泊しました。

こちらは昔からあったホテルをフルリノベーションした施設らしく、フロントから部屋の中まで全てが広々としてとても快適です。

夕食のフレンチも、フランスの三ツ星レストランで、修行したシェフがジビエを使った料理が得意で、今回は鳩がメインでした。

ワインペアリングも特徴のある料理にうまく合わせた素晴らしいセレクションで、ホテルのダイニングレベルとしては最高でした。

朝食はビュッフェ形式ですが、こちらもフレッシュな野菜を使ったサラダや白ご飯や生卵がとても美味しく、東京高級ホテルに引けを取らない水準です。

チェックアウトが12時までなのでのんびりすることができました。

気にいって頻繁に来ている熱海ですが、悩みの種はランチの美味しいお店が少ないことです。私が単に情報不足なだけかもしれませんが、ランチ営業も美味しいお店が少なくどこも大行列になっています。

今回も有名な町中華のお店に行ってみましたが、既に並んでいた人だけで予約が終了していました。

もう一つの日本そばのお店も大行列で、かなり前から並ばないと入れない状態です。

結局、再びラスカに戻り、また伊豆太郎さんにお世話になってしまいました(笑)。

高級なレストランでなくても良いので、お昼から気軽に利用できるお店がもう少し増えると、熱海の魅力はさらにアップします。

今回も短い滞在でしたが、ドアツードアで1時間ほどで非日常体験を味わうことができました。次はまた別の宿泊施設に行ってみようと思います。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2025年3月11日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。