女性ライバー 最上あいさん刺殺事件の深すぎる闇

3月11日午前10時頃、東京都新宿区高田馬場の路上で、動画配信者の佐藤愛里さん(22)が刃物で複数回刺される事件が発生しました。佐藤さんは「最上あい」の名義で活動しており、事件当時は動画を生配信中でした。襲撃を受けた佐藤さんは病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。

警視庁は、東京都新宿区高田馬場の事件現場で、栃木県在住の高野健一容疑者(42)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕しました。高野容疑者は「借金をしてまで250万円を貸したが、返済されなかったため犯行を決意した」と供述しています。また、貯金を取り崩すだけでなく、消費者金融から借り入れをして資金を工面していたとみられます。

最上あいさんXより

二人は2021年頃に動画配信を通じて知り合い、翌年から金銭の貸し借りが続いていたとされています。高野容疑者は貸金返還請求訴訟を起こし、勝訴しましたが、その後も返済はなかったとみられています。

事件当時、佐藤さんは山手線を徒歩で一周する企画を生配信しており、その配信によって自身の居場所が特定された可能性も指摘されています。高野容疑者は「殺すつもりはなかった」と殺意を否認していますが、警視庁は事件の詳しい経緯を調べています。

また、事件直後、警視庁捜査1課長は「無差別殺傷ではなく、被害者と加害者の間にトラブルがあった」との見解を示し、当初は加害者の氏名を公表しませんでした。しかし、その後、警察は被害者・加害者双方の実名を公表し、各メディアがこれを報じています。

さらに、女性ライバー刺殺事件に関するLINEのやり取りの画像が入手され、22歳の女性が消費者金融の審査の仕組みに詳しい点について疑問の声も上がっています。

この衝撃的な事件に対し、さまざまな疑問が浮かび上がっています。その深い闇の真相の解明が求められています。