お次は今やデマの発信源、フェイクニュースと言えば共同通信と言ってもいいほど、捏造記事を垂れ流す共同通信の記事から。
【政府、台湾前総統の来日認めず 安倍元首相三回忌、中国反発懸念】
台湾の蔡英文前総統が退任後の昨年7月、安倍晋三元首相の三回忌に合わせて来日を調整したが、日本政府が中国の反発を懸念し、認めなかったことが分かった。複数の日台関係筋が20日、明らかにした。当時、岸田政権下で中国による日本産水産物の輸入停止措置解除など日中関係の改善に向け注力。来日が悪影響を及ぼすと判断した。
台湾の総統経験者の来日を巡っては、中国が日中共同声明にある「一つの中国」の原則に背くとして日本を非難してきた経緯がある。李登輝元総統(故人)が2001年に病気治療で来日した際は、中国の全国人民代表大会常務委員長(国会議長)が来日を延期した。
安倍氏は生前、中国の台湾への軍事圧力を踏まえ「台湾有事は日本有事」と強調。総統在任中の蔡氏とオンラインで会談するなど台湾と信頼関係を築いていた。政府の対応には日台双方から「過剰な対中配慮だ」との批判が出る可能性がある。
蔡氏の来日は、安倍氏が顧問を務めていた超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)が調整していた。
(2025/3/20 共同通信)

共同通信HPより
昨年岸田政権が中国を配慮して蔡英文の来日を拒否していた!とかいう記事です。
共同通信の記事を読む上で(他のマスゴミもそうですが)
- 関係者が語った(信憑性40%)
- 関係筋が語った(信憑性0%)
くらいに思っておいた方が良いでしょう。
すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、日本のマスゴミの言う「ソースは関係者」というのは
- 本当に関係者と呼べる人物
- その建物に出入りしているだけ(清掃業者など)
- 記事を書いている記者本人
- 捏造
の4パターンです。
これですら酷いのに、関係者とすら書けない場合に関係筋という言葉が使われます。こちらはさらに広範囲に対象範囲を広げるもので、信頼できない情報とみなすのが良いでしょう。
特に朝日、毎日、共同の場合に関係者と書かれると捏造であるケースが少なくないですから要注意です。
捏造大好き共同通信はデマを流しても基本的に訂正も謝罪もしません。
例外は生稲議員が靖国参拝をした!と騒ぎ立ててわざわざ特亜から反論や対抗措置を引き出させて政治問題にさせた件です。
報道から二年以上も経ってから生稲議員が政務官に就任しての会見の場で他の記者が靖国参拝の過去を使って攻撃しようとしたら生稲議員に完全否定されて共同通信のデマが記録に残る形になりました。
動画でも記録が残ってしまう形で自分達の嘘が裏付けられてしまったためいつもなら嘘を垂れ流しても訂正も謝罪もしない共同通信が慌てて訂正記事を書いた形です。
ですが2年前に共同通信が外交問題化させた実績を取り戻せるだけの内容ではありません。
さて、改めて今回の共同通信の記事について、政府側がそもそも来日の話が無かったと否定しているのですが、台湾の方も
【日本メディアは昨年、蔡英文氏の日本訪問を拒否されたと報じた。蔡英文氏事務所「関係する旅程は調整していない」】(2025/3/21 ETtoday リンク先繁体字)
と、そもそも訪日予定を組んでいなかったことを明らかにしています。
だいたい、昨年7月ですよ?
台湾は頼清徳総統に変わっています。
【頼総統、安倍元首相の三回忌にビデオメッセージ 「台日関係への貢献に感謝」/台湾】
頼清徳(らいせいとく)総統は7日、安倍晋三元首相の三回忌を機に東京都内で開かれた集会にビデオメッセージを寄せた。存命中の台日関係への貢献に改めて感謝するとした上で、今後も台湾と日本は引き続きパートナー関係を深め、共に世界レベルの課題に向き合うことでお互いにより素晴らしい未来を創出していきたいと述べた。
(2024/7/7 フォーカス台湾)
蔡英文前総統と同様にビデオメッセージを出していますし、
【謝長廷・駐日代表が第2回「安倍晋三元総理の志を継承する集い」に出席】(2024/7/9 台北駐日経済文化代表処)
台湾の駐日代表が出席されています。
今回取り上げた共同通信のデマの狙いは記事の中に書かれています。
>政府の対応には日台双方から「過剰な対中配慮だ」との批判が出る可能性がある。
日本と台湾との間に分断を作ろうという魂胆です。またポン酒党の熱烈な支持者など一部の限界保守の連中は記事の中身もきちんと吟味せずに騒ぎ出したりします。
おまけにポン酒党の代表と事務総長なんかもいつも落ち着いて分析することもせずにすぐに騒ぎ出して信者となっている限界保守どもを煽ってファンネルとして使って攻撃させるという事をやり始めます。
共同通信としては中国共産党様のために日台分断を目的とした記事を垂れ流し、ついでに記事を鵜呑みにして限界保守どもが暴走すればなお良し。
そんな程度で出してきた記事だと考えた方がよいでしょう。
編集部より:この記事は茶請け氏のブログ「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」2025年3月23日のエントリーより転載させていただきました。