予約してでも訪れたい!うなぎの老舗『わたべ』で味わう極上ランチ

出口 里佐

出口里佐です。

本日は、うなぎの老舗『わたべ(和多遍)』をご紹介します。

東京都文京区小石川のうなぎ料理専門店「わたべ」|Japanese Eel Restaurant Watabe
東京都文京区小石川のうなぎ料理専門店「わたべ」。落ち着いた雰囲気の中で、絶品のうなぎと昔ながらの佃煮を心ゆくまでご賞味ください。Japanese Eel Restaurant Watabe located in Tokyo Bunkyo ward.

場所は、地下鉄三田線春日駅から徒歩3分、または地下鉄南北線後楽園駅から徒歩7分です。

わたべ、入り口。

人気があるので、数週間から1か月前には予約する必要がありますが、予約して、本当に待った甲斐があるお店です。

今回は夫と3月の下旬の日曜日にお昼の11時半に、8,250円(税込)のショートコースを予約して伺いました。

ショートコースのメニューは、以下の通り。

  • サラダ
  • お造り
  • 特上鰻
  • アイス

この他に、鰻の地焼き(4,400円税込)を2人でひとつ追加しました。

サラダは、水菜とシラスがたっぷりで、鰻だけだと野菜が足りないなと私の様に気になる方には、嬉しいボリュームです。ドレッシングも酸味がマイルドで、食べやすかったです。

ショートコースの一品目、水菜とシラスのサラダ

お造りは、勝浦のマグロ、縞鯵、平目。平目が特に旨味がありました。昆布締めしているのかもしれません。

お造り

ここで、追加注文した、地焼きの鰻が登場。地焼きとは、普通は蒸して焼く鰻を、蒸さないで、直接焼くものだそうで、関西では多い方法らしいですが東京辺りでは珍しいとか。私も、わたべをおすすめしてくれた、グルメな友人に初めて聞きました。ここに来たら、地焼きを頼まないとダメよ、すごく美味しいんだからと。

わたべ名物、鰻の地焼き。わさび、黒胡椒、実山椒、マルドンの塩と

地焼きの鰻は、タレではなく、白焼きで。お皿には、薬味として、わさび、つぶした黒胡椒と実山椒、マルドンの塩。蒸していなくても、ややふんわり、少し弾力があって、炭焼きの香ばしさが感じられました。特に実山椒がピリッと効いて、春を感じます。日本酒がお好きな方なら、きっと嬉しい味なのではと思いました。日本酒は一合単位で、今月の日本酒(1,650円税込)の他、東京、新潟、岩手、石川など、各地のものが、色々とメニューに。

私は、飲み物は先ずは、静岡の微発酵緑茶そよかぜ(770円税込)。ジャスミンやクチナシの香りを加えた、烏龍茶の工程を加えた緑茶だそうです。爽やかな、和のアイスティーで、鰻にとても合いました。緑茶をただ冷やしただけでは無い、一捻りあるお茶です。

そして、お待ちかね、本日のメイン、特上鰻です。お店のメニューには、肉厚の脂ののった、太めの鰻を1本250gを使用、と説明がありました。肝吸いと漬物付きです。ご飯は夫も私も半分であらかじめお願いしました。鰻だけでも結構なボリュームなので、ご飯半分で正解でした。

メインの特上鰻。脂ののった太めの鰻、250g

運ばれて来た途端に、2人とも何も言わずに食べ始め、無心になれたひと時でした。美味しいと人は無口になりますね。タレの味付けは、それほど甘くなく、私の好みでした。この記事を書いているだけでも、思い出して、また予約を入れたくなります。

肝吸い、漬物も付いてきます

最後のアイスは、和三盆のアイスクリーム。佃煮の盛り合わせに変更も出来ると言うことでしたが、2人とも迷わず、アイスです。やはり最後は甘いもので締めたくなるものです。しかし、お酒の好きな方はきっと佃煮をアテにして、また飲み続けることも出来るのでしょう。和三盆のアイスは、ホッと落ち着く甘さでした。

和三盆のアイス。ホッとする甘さ

デザートの時の飲み物は、福岡県八女の和紅茶べにふうき、をお願いしました。ココナッツのような甘く香ばしい香りと、花の蜜、スパイス感が共存とメニューの説明。ノンアルコール派でも、食事が充分楽しめる様に取り揃えてくれているのはありがたいです。夫は、いつもの様にビールで、生ビール琥珀エビス(中)(880円税込)で満足そう。

落ち着いた雰囲気の店内

日曜日なので、家族連れの方や、友人同士でいらしてる方が多かった様ですが、内装が落ち着いているので、平日なら接待でも使える雰囲気です。予約を早めにして、ぜひ一度訪れてみてくださいね。

わたべ (和多遍)

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