世界中がトランプ氏による『相互関税』発動の延期を受け、その引き下げに向けて動く中、日本は先駆けてトランプ政権との交渉を開始しました。一方で、トランプ政権が日本を『厚遇』しているように見えるものの、海外メディアは日本を他国の交渉方針を測る『実験台』として冷ややかに捉えています。
米国との関税交渉、先駆けた日本は「モルモット」 各国メディア報道https://t.co/VD4xQnK0Ya
日本を「(実験用の)モルモット」などと位置づけ、各国がトランプ氏の交渉姿勢を推し量る上での先行例になるとみる報道が目立った。
— 朝日新聞デジタル速報席 (@asahicom) April 17, 2025
英ファイナンシャル・タイムズ紙は日本が「モルモット」であると形容しています。「マウス」よりかはましなのでしょうか?
Japan set for ‘guinea pig’ trade talks with US after Trump’s tariffs https://t.co/OzlZDJqYrt
— Financial Times (@FT) April 16, 2025
トランプ大統領の関税発動後、日本は米国との「モルモット」貿易交渉に臨む
日本政府の事実上のナンバー2である赤沢亮正経済再生相を中心とした交渉団は、トランプ氏との直接交渉に臨みましたが、在日米軍の『駐留経費』負担増を要求され、困惑する様子を見せました。ディール好きのトランプ氏が『関税』を交渉のレバレッジとして活用し、異なる分野で交渉を進める手法は、必ずしも予測可能ではなかったのではないでしょうか。
トランプ氏登場に政府・与党「日本重視」と好評価 安保は「想定外」、防衛省幹部同行せずhttps://t.co/H44x2geTy6
関税交渉にもかかわらず安全保障の話題を持ち出され、「想定外」と動揺もみられる。
— 産経ニュース (@Sankei_news) April 17, 2025
外交交渉は自国の言い分だけではなく、相手国の言い分についての理解が必要です。赤澤氏はそのことを十分に理解しているみたいです。
外交交渉中だからできん https://t.co/wVPhc0yIV0
— 赤沢りょうせい (@ryosei_akazawa) April 18, 2025
赤沢氏の自信のない発言や、トランプ氏に必要以上にへりくだる態度はいかがなものでしょうか?
山本健一「わしが親分の名代で来とるんや」(児玉誉士夫の邸宅にいくと裏口から入るように言われた三代目山口組若頭の山本の言葉)
これと対照的な赤澤大臣の言葉。
「トランプ大統領が会ってくださったことは大変ありがたい。はっきり言って格下も格下ですので」
— urbansea (@urbansea) April 18, 2025
情報過多 pic.twitter.com/op7LiTPDTc
— サファヴィー朝 (@Safavid_pol) April 18, 2025

トランプ大統領と赤沢経財相 ホワイトハウス提供
日本がEUや東南アジア諸国と連携し、米国との交渉に臨む方法も考えられました。しかし、日本は単独で米国との交渉に踏み切る道を選択しました。その結果として、日本が不利な立場に追い込まれるような事態を避けなければなりません。
日本に引き続き関税協議はEU、そしていずれは中国と。
日本が最初にまとまる方向なのだろうけど、EUと中国は日本よりも強気で来るだろう。
そしてこの3つを相手にしたら、トランプとしては他はどうでもよくなるのかも。
気が付いたら日本が一番貧乏くじ引いたになりはしないか。— 冬の青空 (@doigahamayayoi) April 17, 2025






