「フィンカ」で、コロンビアへ思いを馳せる。
シェフのエストバン・サラザーは、コロンビア出身でフランスで腕を磨いてきた若き料理人。行ったことないコロンビア。イメージは、エメラルドとボテロの国。


大西洋側、アマゾン、カリブ海エリアなど地方ごとに食文化がかなり違うようで、それぞれの地域の伝統料理をフレンチガストロノミーのエッセンスを加えて表現するタパス料理。


柑橘の香りが素敵なカクテルで乾杯し、トマトベースのソース”ホガオ”、茄子ピュレ、ピピアン、3種のソース&トースト。どれもまろやかで優しい味でいい。パンを食べすぎちゃう。
マニョックで作ったタコスに包んだほろほろ牛肉&アヴォカド、カフェやとうもろこしと合わせた子豚のコンフィ、燻製じゃがいも&チミチュリ。いい塩梅の南米風味。マスのフリッターはパッションフルーツのブールブランと。






最後の料理は、今夜一番!の、プランテンのガレット&えび&acevichada(ライムやニンニクが効いた日系風ソースらしい)。どれも南米がふわっと香って、コロンビア行ってみたいね!になる味で、カクテルとの相性ピッタリ。
ラムをかけたマンゴーアイスクリームでクールダウン。


雰囲気もサーヴィスもシェフ、そろっていい感じで、おいしくくつろぐコロンビアンナイト。

編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2025年9月30日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。






