東京には予約するのが極めて難しい「予約困難店」と呼ばれる人気飲食店がたくさんあります。お店によっては既存のお客様のリピートだけで予約が埋まってしまい、新規の予約を全く受け付けない超人気店も存在します。
私もそのような常連以外は予約が取れない人気のお店に予約枠を持っているグルメの友人に連れて行ってもらったことがあります。
確かに極めて高品質な時間が過ごせる素晴らしいお店もあり、人気の理由に納得することもありました。
一方で、何回か行く機会があっても、なぜ人気があるのかどうしても理解できないお店があるのも事実です。これはお店のせいではなく単に私の感性がズレているだけかもしれません。

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全国にある予約困難店を食べ歩き「スタンプラリー」のように訪問記録をアップしているフーディな人がいます。
最初はうらやましく見ていましたが、最近はあまり興味をそそられなくなってきました。
予約の困難度とそのお店の満足度は必ずしも比例しないことがわかったからです。
一斉予約で何とか席を確保して、楽しみに出かけても思ったほどの感動が得られず、予想外のお会計にびっくりする。期待が高すぎるのが悪いのかもしれませんが何ともガッカリな体験です。
そんな場合はせっかく席が確保できた予約困難店でも次の予約を取らず、足が遠のいてしまいます。このようなお店はメディアやSNSなどの露出が多く過剰評価されているお店に多いように思います。
そんな経験が積み重なるうちに、予約困難店というだけで盲信して出かけ「スタンプラリー」のように来店を競うのは、今や何だか疲れるし格好悪く見えてきました。
お気に入りの予約困難店には引き続き通っていますが、最近はむしろ一般に知られていない自分好みのお店に行く方が楽しいと思うようになりました。
予約も比較的取りやすく、提供される価値にあった価格設定で気持ちよくお会計ができるお店です。
今週もそんなお店に出かけて、楽しい時間を過ごすことができました。
東京には数え切れない位の飲食店が存在します。自分の価値観に合った好きなお店を自由に選んで出かけられる環境に感謝しつつ、毎回の食事を大切にしようと思います。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年3月4日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。







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