
区長が生活クラブ生協のフォーラムに出席
世田谷区は脱炭素を目指した、再生可能エネルギー(クリーンエネルギー)事業を積極的に推進しています。これは保坂区長が掲げる主要政策の1つでもあります。
世田谷区は今年2月7日、「まちなか市民ソーラー」を販売する生活クラブ生協と「カーボンニュートラル実現に向けた連携協定」を締結しました。「まちなか市民ソーラー」とは、生活クラブ生協が世田谷区で始めた事業で、家庭用太陽光パネルと蓄電池をセットで販売するものです。
そして、これを記念した「市民電力と電気の地産地消」と題するフォーラムが区内で開催され、保坂区長もパネリストとして参加しました。フォーラム開催については、生活クラブ生協のHPでも案内されていました(しかし、ひえしまが議会で取り上げる直前に、なぜか削除。笑)。

パネリストは“保坂区長の身内”の識者ばかり
区長自ら「まちなか市民ソーラー」を推奨?
区長が連携協定を記念するフォーラムに参加すること自体は、問題ないでしょう。しかし、パネリストのメンバーを見ると、なんと、金子勝氏や飯田哲也氏など保坂区長と親しく、政治的な主義主張を同じくする、いつもの“お仲間”しかいないのです。
それに、このフォーラムでは、生活クラブ生協が販売する「まちなか市民ソーラー」の案内もする、とフライヤーに明記されています。世田谷区長自らが、「まちなか市民ソーラー」だけお墨付きを与え、宣伝していると受け取られかねません。
事実、区民の方から「区長が保証しているサービスだから、ぜひ購入したいがどうすれば?」と、ひえしまに問い合わせがあったのです。さらに、「購入するには生活クラブに加入しないといけない、と言われたが、サービスだけ受けたい」との相談もありました。
ひえしまはこれを受け、世田谷区議会本会議で取り上げました。生活クラブ生協は、各議会で議席を持つ「生活者ネットワーク」の支援組織であり、世田谷区議会では、保坂区政の与党という立場でもあります。
こうした区長に政治的に近い団体に肩入れするのことは、問題ではないか? と保坂区長に質すと、「個別に詳細に判断しているので、問題ない」と答弁しました。また、人選についても「偏っているとは思わない」と。しかし、区民はどう思うでしょうか?
組合員にならないと購入できない
さらに、商品を購入するためには、生協の組合員にならなければならないことについては、担当部長が「消費生活協同組合法に基づいているので、適正である」と答えました。
それはそうでしょうが、そのような性質の団体とわざわざ協定まで結ぶ必要性はあるのでしょうか? 生協に加入したくない区民は、いくらサービスが良くても購入しないのですから、広がりが乏しくなる可能性があります。

商品を購入するには組合員になることが条件
ともあれ、自分と親しい団体に肩入れしているように見えることは、厳に慎むべきだと考えますが、保坂区長は本日も反省なし、ということのようです。







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