近くにあったら嬉しいスーパー「トライアル」

内藤 忍

九州発のディスカウントスーパートライアル(TRIAL)が話題になっています。大手スーパーの西友を買収して関東にも進出しています。

東京にも何店舗かあるようですが、中野、杉並、練馬といった西地区にしか店舗が無いようで近所に見かけることはありません。そのトライアルを香川県でたまたま見かけたので好奇心から入ってみました。

地方のロードサイド店でお店は極めて広く、食料品だけではなく衣料品まで幅広い品揃えでした。

圧倒的なロープライスと24時間営業が人気のようですがそれを実現するのがDX(デジタルトランスフォーメーション)による効率化です。

入口には買い物カートがあるのは他のスーパーと同じですが、カートにバーコードを読み取るリーダーが付いています。

カートに買うものを入れる際にその場でバーコードを読み取ることができ。レジでまとめて会計する手間が省けます。

また、買い物金額の合計が途中でもリアルタイムで把握できるので便利です。

カートの画面にはクーポンやおすすめ商品が顧客の購買履歴に応じてリアルタイムで表示され販売促進に繋がります。

会計はトライアルのカードに予めクレジットカードからチャージをすることができ、そこからワンタッチで決済できます。一旦チャージして使い始めるとどうしても端数が残高として残ります。それが次の来店動機になる巧みな顧客囲い込みです。

先進的な店づくりですがディスカウント店の色彩が強く、商品の品揃えやクオリティにはやや物足りない面もあります。

惣菜系は品揃え豊富で価格も安くて驚きますが、ワインはほとんど置いてなく、肉類も価格的には安いと思いましたが品質としてはそれなりという気がしました。

しかしスマートカートのお陰でセルフレジでまとめてスキャンする必要がなくストレスなく買い物ができます。結局、翌日もわざわざトライアルまで買い物に出かけてしまいました。

ここで買い物をすると自宅近くのいつも利用するスーパーが何とも凡庸で前近代的なお店に見えてくるから不思議です。

東京の湾岸にもこんな買い物のストレスを軽減してくれるスーパーが進出して欲しいと思いました。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年7月2日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。

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