長岡・大曲の花火大会に事前準備なしに出かけるのは「自殺行為」

内藤 忍

今年も長岡の花火大会には全国からたくさんの人が集まったようですが、毎年恒例の混雑も凄まじかったようです。長岡駅では新幹線の自由席に乗り切れなかった100名以上の乗客が長岡のシティホールに宿泊せざるを得ない事態になったと報じられていました。また、バスで渋滞に巻き込まれて帰宅できたのが早朝になったという人もいたようです。

今月末には大曲でも大規模な花火大会があり、同様の大混雑が予想されます(写真は去年の大曲花火大会)。

私は昨年、一昨年と大曲と長岡の花火大会に出かけました。どちらも会場で見る花火は迫力満点で出かける価値は充分にあります。しかし、気持ちよく鑑賞するためには事前の準備を入念に行う必要があります。

まず会場の座席の確保です。こちらは事前に申し込みを行うことが大前提になります。席の種類もたくさんあり、どの席が良いかは花火大会に何度も来ているベテランの方に選んでもらう必要があります。入手の方法にも色々と裏技があるようです。

会場までは車で乗り付けることはできませんから歩いて向かうことになります。たくさんの人が一斉に向かうため思ったよりかなり時間がかかります。また暑い日だと会場に辿り着くだけでも汗だくになります。地元の道路に詳しい人に先導してもらわないと到着した時点で疲れ切ってしまいます。

また、花火を鑑賞しながらお弁当やドリンクを楽しむには事前に調達して持ち込む必要があります。クーラーボックスのような装備があると便利ですが、これも地元の方に手配してもらえると負担が軽減します。

そして一番問題になるのが花火が終わった後の帰宅です。長岡では新幹線、大曲では大型バスでホテルに戻りましたが段取りをしっかりしておかないと感動の余韻に浸るどころか地獄のような一夜を過ごすハメになります。

長岡では駅前のお店を予約してもらい、そちらで食事をしながら新幹線の最終電車を待って時差で新潟駅まで帰りました。大曲では秘密のバスの待ち合わせ場所に歩いていき、そこからホテルまで送迎をお願いしました。

出かけてみてわかったことは、それぞれの花火大会の開催地の地元の人の協力なしに快適な鑑賞は不可能だということです。また少人数で出かけるのではなく10名単位のグループで行動することで何かと融通を効かせてもらうことができました。

いずれにしても全国的に有名な花火大会に出かけるには体力が必要です。またホテルの価格も急騰しますからある程度の出費も覚悟しなければなりません。

出かけるのであれば現地の花火大会に詳しい段取力のある方にサポートしてもらう。そして体力と経済力のあるうちに経験しておく。これから行ってみようという方の参考になれば幸いです。


編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年8月8日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。

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資産デザイン研究所社長
1964年生まれ。東京大学経済学部卒業後、住友信託銀行に入社。1999年に株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)の創業に参加。同社は、東証一部上場企業となる。その後、マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ株式会社代表取締役社長、株式会社マネックス・ユニバーシティ代表取締役社長を経て、2011年クレディ・スイス証券プライベート・バンキング本部ディレクターに就任。2013年、株式会社資産デザイン研究所設立。代表取締役社長に就任。一般社団法人海外資産運用教育協会設立。代表理事に就任。

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