共産党が野党支持率トップの異常事態:「野党第一党だ」と喜ぶ小池晃氏にツッコミ殺到

NHKが2026年8月10日に公表した世論調査で、日本共産党の政党支持率が3.4%となり、野党各党の中でトップとなった。

各党支持率「自民党」35.0% 「支持なし」39.0% NHK世論調査 2026年8月10日 19:01

各党支持率「自民党」35.0% 「支持なし」39.0% NHK世論調査 | NHKニュース
【NHK】8月の各党の支持率です。各党の支持率は、「自民党」が35.0%、「日本維新の会」が2.6%、「国民民主党」が2.8%、「中道改革連合」が1.7%、「立憲民主党」が2.8%、「参政党」が2.8%、「

これを受け、共産党の小池晃書記局長はX(旧Twitter)に「おお、野党第一党だ。」と投稿。

その後、「野党第一党というより、全体の第二党だった(^^;)」とも書き込み、話題を集めた。

調査では自民党が35.0%で首位。「支持する政党はない」は39.0%だった。一方、野党では共産党の3.4%に続き、立憲民主党、国民民主党、参政党がいずれも2.8%、日本維新の会が2.6%などとなった。

3.4%でも野党トップ

共産党の3.4%という数字だけを見れば、決して高い支持率とはいえない。自民党35.0%とは約10倍の開きがあり、「支持政党なし」の39.0%と比べても1割に満たない。

そのため、小池氏の「おお、野党第一党だ。」という反応には、SNS上で驚きや皮肉を込めた反応が多くみられた。

しかし、今回の調査でより深刻なのは、共産党が3.4%で野党第一党になったことそのものではない。

その3.4%に、主要野党がそろって届かなかったことである。

共産党に抜かれた主要野党

立憲民主党や国民民主党、日本維新の会などは、これまで政権批判の受け皿を目指してきた。

ところが今回の調査では、立憲と国民が2.8%、維新が2.6%にとどまり、共産党を下回った。

共産党が急激に支持を拡大した結果というより、主要野党が軒並み低迷したため、3.4%でも野党トップになったという構図に近い。

自民党への批判や不満が存在しても、それが主要野党への支持に結びついていない現状が改めて浮き彫りになった。

最大勢力は「支持政党なし」

特に注目すべきなのは、「支持する政党はない」が39.0%に達していることだ。

自民党の35.0%をも上回っており、有権者の政治的不満や不信が、野党ではなく無党派層に滞留していることを示している。

野党にとって最大の課題は、自民党から票を奪う以前に、この巨大な無党派層から「選択肢」として認識されることだろう。

それにもかかわらず、主要野党の支持率は2~3%台で横並びとなっている。

3.4%の共産党を笑う余裕がある状況ではない。

「おお、野党第一党だ」の重い意味

小池氏の「おお、野党第一党だ。」という投稿は、一見すると微笑ましいほど率直な喜び方にも見える。

35.0%の自民党に対して3.4%で「全体の第二党」と言われれば、その差の大きさを指摘したくなるのも当然だ。

だが、今回の世論調査が突きつけた現実はむしろ逆である。

3.4%しかない共産党が問題なのではなく、3.4%の共産党にすら勝てない主要野党の方が問題なのだ。

政権への不満が高まっても野党支持にはつながらず、中道・立民に関しては自滅している。有権者の最大勢力は「支持政党なし」のままである。

小池氏が「おお」と喜んだことは風刺の材料にはなる。

しかし、本当に危機感を持つべきなのは、その投稿を陰で笑っている側の野党なのかもしれない。

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