幻冬舎の雑誌『GOETHE』が毎年発表するレストラン特集、いわゆる「ゲーテイスト」が今月24日発売の2026年10月号に掲載されています(写真)。

雑誌を開いて気が付けばゲーテイスト特集のページに夢中になって一気に読了です。なぜこれほどまでに面白いのか。その理由は、型にハマったグルメガイドとは一線を画す、圧倒的な個性を放つ選者たちの魅力と熱量にあります。
まず何と言ってもビジュアルとコメントに圧倒的な存在感を持つ見城徹さんです。
自社の出版する雑誌であるにもかかわらず、本人が誌面で他のゲストの誰よりも強いキャラと存在感を放っている。ゲストに対してタメ口で対話しているのが嫌味にならず、むしろ何だか微笑ましくさえ感じてしまう。これは圧倒的な実績とご本人のお人柄がなせることでしょう。
以前よりコメントが少し丸くなったように感じるものの、忖度や建前を排除し自分の言葉で「本当にうまい」と心底惚れ込んだ店を熱量たっぷりに語り倒す。食のセンスが合うか合わないかは別として大迫力に取り込まれます。
そこに知的で洗練された小山薫堂さんの底知れない情報力と食に対する深い見識が加わり化学反応を起こします。
日本全国から海外に至るまで、常に新しい味覚や時代の空気を捉え続ける小山さんの紹介するお店は行ってみたいと思わせるお店ばかりです。
さらに、秋元康さんのセレブらしからぬ食の好みがこの企画の幅を広げてくれます。秋元さんらしい本能に訴えかけるような「こってり系」やインパクト抜群の店選びは食欲の本能をそそります。
単に高級食材を使った高価格店だけではなく、ひとひねりしたセレクションが毎回楽しみです。
そして、ここに中田英寿さんが選ぶ若手(といってもアラフィフですが・・・)好みの大衆的なお店が加わり全体のお店のラインナップのバランスが完成します。
強烈で際立った個性を持つ4兄弟が本気で食を楽しみ、それぞれのそれぞれの角度から意見をぶつけ合っているからこそ、ゲーテイストは単なるお店紹介にとどまらない極上のエンターテインメントコンテンツとして読んでみたくなるのだと感じます。
今回の最新号では44店舗が紹介されていますが、知らなかったお店で行ってみたいところが東京だけではなく地方にもいくつか見つかりました。
中には私の好みとはテイストが違う絶対に行くことがなさそうなお店も含まれていますが、そうであっても食の最新トレンドを知るのは楽しいものです。
編集部より:この記事は「内藤忍の公式ブログ」2026年8月21日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は内藤忍の公式ブログをご覧ください。







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