ルリシュ(パリ17区)

「ル・リッシュ」で、カリブ海諸島(アンティーユ諸島)の美味を味わう。

ジャン=ロニ・ルリシュは、グアドループ出身の料理人。トゥールーズで化学の勉強したあと、カリブ料理のレストランを開いていたそう。初めましてしながら、トゥールーズ話で盛り上がる。

数年前にパリに来て、「ル・リッシュ」をオープン。紹介してくれた知人が、”ガストロノミーカリブ料理を満喫できるよ”と言っていた通り、カリブ諸島の食文化をシックにおいしく披露してる。

カリブ海諸島の知識ゼロの私たちに、地図で島を示しながら、ジャン=ロニシェフがいろいろ教えてくれる。昔からいきたいと思いつつまだ訪れたことがない、グアドループやサン=バーツ。いつか行けますように。

カリブの海に浮かぶ島々を説明してくれるジャン=ロニ
世界史やってないので、この辺りの歴史はかな〜りぼんやり
スペインやポルトガルの人たちがこの島々でラムを発見した時、小躍りしただろうなぁ

ゲストの半数は、カリブ諸島の人たちっぽい。棚にはずら〜り並ぶ、ラムラムラム。もちろんラムベースカクテルも大充実。うひゃ、全部飲みたい。3種味見させてもらってから、自家製トーチジンジャーシロップで割ったラムを選んで乾杯🍹

アミューズは、野菜のアクラ、お肉のパイ、カリブ食材(忘れた、根菜の何かだったかプランテンだったか…)のタルト&オクラ酢漬け。どれもカリブの香りがして、カクテルのつまみにぴったり。

ラム大好き🩷

自家製でいろんなリキュールやポンシュを仕込んでる

カリブ海が育んだコンク貝を器にした、ちっちゃなカナッペ。ココナッツなどの果物の殻を器にした、エビのビスク、なんちゃら野菜&牛コンフィのスープ。エビビスクのコクと甘味、好み〜。
パンと一緒に出てくる5種のピーマンペーストを色々加えて、辛味と酸味でアクセントつけながら、美味しくいただく。このペースト、売ってほしい。おうちでアクラとか食べる時にピッタリの薬味になりそう。

ドリンクペアリングは、もちろんラム。2種類、それぞれちゃんと、魚系と肉系に合うのがすごい。

トゥルーノルマンならぬトゥルーアンティエで口をさっぱりさせてから、鶏とタラ系魚のカリブ風。ほんのりはんなり香る南米の香りがとても上品。

最後は、エキゾチックフルーツ系とショコラ系のデセール、お茶&ババオラムをいただきカリブの香り満載のディナーの終了。おいしかったー、ごちそうさま!

カリブの島でヴァカンスしたいね〜、と、友達とカリビアン航空の模型見ながらうっとり。ジャン=ロニは、カリビアン航空の機内食も手掛けているそう。

いつかカリブ海に行ける日が来るのを待つ間に、パリにラムバーをオープンしてください、シェフ。いろんなカクテルとアミューズのカナッペを満喫したい。


編集部より:この記事は加納雪乃さんのブログ「パリのおいしい日々6」2026年3月1日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿をお読みになりたい方は「パリのおいしい日々6」をご覧ください。

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