10月の買い物では、いつもの商品を手に取って、値札を見直す機会が増えそうです。帝国データバンクによると、主要食品メーカー195社が10月に予定する飲食料品の値上げは、8月末時点で3033品目。9月の4923品目に続き、2カ月連続で3000品目を超える見通しです。tdb.co.jp

発泡酒は値上がり、ビールは値下がり
特に目立つのはビール、発泡酒、新ジャンルの酒税率が一本化されることです。これまで税金が安かった発泡酒と新ジャンルは増税、ビールは減税です。「ビールは高いから新ジャンルを買う」という価格差を支えてきた仕組みが変わります。nta.go.jp
一本化後の酒税は、ビール系飲料の350ml缶で一律54.25円。発泡酒と新ジャンルは約47円から約7.26円の増税、ビールは63.35円なので9.10円の減税になります。これは酒税の増減額であり、店頭価格が必ず同じ額だけ動くという意味ではありません。nta.go.jp
酒税が同じなら、安い税率に合わせて商品を作る理由も薄れます。キリンは、これまで新ジャンルだった「本麒麟」を麦100%のビールに作り替え、11月4日から発売すると発表しました。これまで発泡酒や第3のビールなど技術開発を続けてきたメーカーの努力は無駄になるわけです。
お菓子から幼児食まで
もちろん、10月の家計負担はお酒だけではありません。江崎グリコは10月1日出荷分から、菓子、加工食品、チルド食品などを順次値上げします。身近な商品では「ビスコ」「プリッツ」が対象で、菓子類の出荷価格は3~8%上がります。
「カレー職人」などの加工食品は5~15%、「朝食りんごヨーグルト」「カフェオーレ」「プッチンプリン」などのチルド食品・飲料は4~13%の改定です。さらに「パナップ」などのアイスクリーム、「1歳からの幼児食」も対象になります。一部の商品は改定日が異なります。glico.com
値上げの範囲を見ると、おやつだけを控えれば済む話ではありません。朝食、子どもの食事、食後のデザートまで、日々の買い物のあちこちに及びます。







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