燃やされてからが勝負?!政治課題を書き続ける理由

2016年01月06日 11:32

こんにちは、おときた駿@ブロガー都議会議員(北区選出)です。
昨日はかねてより懇意にしている数名の地方議員の方々と、少人数でささやかな新年会を催しました。その中で


「障害者政策とか、子どもの福祉とかの話題はネットに書くとすぐに炎上する。
 そのわりにはアクセスも伸びないし、よくあんなに積極的に書くよねえ。。」

というご指摘がありまして、いやーまったくその通りだよなあ…と思わず苦笑いしてしまいました。
以前にも似たようなことを書きましたが、年始なので改めて。

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(晒すことが目的ではないので、アカウントなどは伏せています)

特に上記で挙げたような福祉分野については、当事者も支援者も非常に「想い」が強い方が多いので、批判やご指摘も舌鋒鋭く、あっという間に広がって火だるまになります。

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もちろん、そもそもの勉強不足な部分であったり、自分の至らぬ表現があった点については反省しなければなりません。
ただ、

「もっと勉強しろ」
「専門家や現場の声を聞け!」

というご意見につきましては、そうも簡単にはいかないものです。

多くの社会問題には残念ながら「正しい解決方法」がなく、専門家や現場の間でも解決へのアプローチや見解が異なります
だからこそ、あらゆるところで激しい論争が行われていると言えます。

政治家の役割は、そうした状況を俯瞰して見た上で、社会情勢や時代の趨勢などを合わせて現時点で何がベストかを判断することです。

専門家に任せていれば正しい答えが出るのであれば、政治家はこの世に不要ですが、現実はそうではありません。どんなに下げずまれようとも、政治家には存在意義と矜持があります。
そしてその政治家は、浅学非才であったとしても、「決断・判断」を下さなければなりません。

ただ、政治家の身体や人生はたった一つ。
専門家並に一つの事象にコミットメントできれば良いのですが、現実としてはなかなかそうもいかないものです。

私はだからこそ、多様な立場からのご意見を受け止めなければならないと考えています。
どんなに辛辣なコメントをぶつけられても、それが非常識で暴力的なものでない限り、私はすべてに目を通して決してブロックしないように心がけています。

十分に勉強したつもりの分野であっても、そうした意見の衝突から新しい視点が開けるもの。

そんな過程を経て得た新しい知見から、また更にベターな政策提言を創りあげて、漸次的に改善していく。
それが私の、政治家としてのプロフェッショナリズムです。

ハタから見ると「炎上慣れ」して鋼鉄の精神を持っているかのように見える私ですが、それでも人間ですから、辛辣な意見を受ければ腹も立つし傷つくし、

「もうこんな問題、二度と着手するもんかっ!」

と一瞬思ってしまうのは確かです。
ですが、胸襟を開いて取り組みや情報発信を続けていれば、立場や意見が異なる方ともどこかでわかりあえたりするもの。

そしてさらに、こうした炎上ややり取りを見ていた方々が、そこで取り上げられている社会問題に興味関心を持ってくださるのであれば、一人の政治家の立場やプライドが傷つけられたくらい、非常に安い買い物だと言えます。

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私はそんなコミュニケーションの可能性を素朴に信じていますから、今年もなるべくミスがないよう(汗)、議論のきっかけを提供していけるように情報発信に努めて参りたいと思います。

それでは、また明日。

おときた駿 プロフィール
東京都議会議員(北区選出)/北区出身 31歳
1983年生まれ。早稲田大学政治経済学部を卒業後、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトングループで7年間のビジネス経験を経て、現在東京都議会議員一期目。ネットを中心に積極的な情報発信を行い、地方議員トップブロガーとして活動中。

twitter @otokita
Facebook おときた駿

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おときた 駿
東京都議会議員(北区選出、無所属)

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