トランプ次期大統領の誕生は、全米を真っ二つに引き裂きました。
一部地域やフェイスブックやツイッターでは、引き続き反トランプ派が抗議活動を展開しています。でも、感謝祭くらいはお茶目なバイデン副大統領がトランプ勝利後にオバマ大統領へ放ったであろうジョークで笑い飛ばしてしましょう。出所はBored PandaとUncutです。トランプ支持者の方も、罪のないジョークと受け流して下さい。
まずは、こちら。
オバマ大統領がお勘定した途端に、バイデン副大統領が「1月21日（大統領就任式の翌日）のホワイトハウス払いにして、ミルクシェイクを追加で5つ頼んじゃおう！」と提案しているというもの。2ちゃんの”ボケて”に近いものがあって、写真との相性が重要です。
個人的なお気に入りは、こちら。
トランプ氏は、過去にオバマ大統領に出生証明書の提示を迫った経緯がありますね。2011年のホワイトハウス年次記者晩餐会では、オバマ大統領がジョークで取り上げたものです。その翌日、オサマ・ビン・ラディン容疑者殺害作戦に敢行し全米を驚かせました。
これも、平和的なジョークで秀逸。
刻んでいないチーズ（preshredded cheese）は、おろす（grate＝グレート）必要がありますよね。トランプ氏のキャッチフレーズ「米国を再び偉大な国に（Make America Great Again）」にかけています。
いかがでしたか？2011年当時、ジョークのネタとして笑い者にしたトランプ氏が次期大統領の座を射止めるとは、オバマ大統領もバイデン副大統領も全く想像していなかったに違いありません。米国は振り子のごとく、左へ右へ揺れ動く。2018年の中間選挙では、どちらに振れるのでしょうか。
（カバー写真：President Obama/Twitter）
編集部より：この記事は安田佐和子氏のブログ「MY BIG APPLE – NEW YORK -」2016年11月24日の記事より転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方はMY BIG APPLE – NEW YORK –をご覧ください。
